服用禁止 の商品レビュー
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アントニー・バークリーはやっぱり性格悪いな~。田舎で起きた毒殺事件。色々困ってしまう性格な被害者の妻、とにかく自己中な被害者の弟など登場人物たちの性格が強めで読んでいて疲れてしまう。安心できるような性格の人間がいないのは辛い。検死審問で暴かれていく被害者や被害者の周囲の秘密や性格。読みやすくはあるけど、後味がちょっと…。
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普通の推理小説を期待して読んではいけない。 一筋縄ではいかないバークリーを楽しむ本。 予定調和をことごとく壊していくアンチ・ミステリー。ラストもいかにもバークリー。 シェリンガムのような探偵は出てこないし、ユーモアもない。 解決編の前に〈読者への挑戦〉がある、バークリーには珍...
普通の推理小説を期待して読んではいけない。 一筋縄ではいかないバークリーを楽しむ本。 予定調和をことごとく壊していくアンチ・ミステリー。ラストもいかにもバークリー。 シェリンガムのような探偵は出てこないし、ユーモアもない。 解決編の前に〈読者への挑戦〉がある、バークリーには珍しい作品。 各章の「最後の1行」に驚きの事実が毎回発覚するので「えーっ!?( ゚д゚ )」となり、その先が気になってどんどん読んでしまう。 【わたしの仲間たちの中心的存在ともいえた友人が死んだ。病死なのか、それとも事故か殺人か…】 果樹栽培者の「わたし」が語り手となって謎を解いていく。 ただの近所の人なので、名探偵にありがちな鼻につくようなセリフもない。 いかにも名探偵を皮肉っていてバークリーらしい(^.^) 解説には、バークリーがマルチな才能の持ち主だったために、 「ときには鼻持ちならない行動につながり、常識人のクリスチアナ・ブランドあたりからは蛇蝎のごとく嫌われていたようだ」 と書かれていた。 バークリーはエピソードも毎回面白い(*^^*)
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毒殺物は地味になりやすいと思っていたが、本作は事件周辺の掘り下げが深く、複雑な関係性と皮肉のきいた描写を楽しめました。 また事件なのか、事故なのか。ストーリーを進んでいくにあたって新事実が浮かび上がる中、人間関係も変化し、事件前と後とでは全く違う模様が描かれています。苦みの強い作...
毒殺物は地味になりやすいと思っていたが、本作は事件周辺の掘り下げが深く、複雑な関係性と皮肉のきいた描写を楽しめました。 また事件なのか、事故なのか。ストーリーを進んでいくにあたって新事実が浮かび上がる中、人間関係も変化し、事件前と後とでは全く違う模様が描かれています。苦みの強い作品ですが、なんとも癖になります。
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派手な展開がないので、何度も眠くなった… でも最後まで読み、こういう終わり方もあるんだなーとしみじみした。 あまり古さを感じさせない、イギリスっぽいミステリーでした。
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ミステリ。読者への挑戦つき。ノンシリーズ。 久々のバークリー。 緊迫感は感じられないものの、次々と新事実が明らかになり、新たな疑惑が浮かび上がる展開で退屈しない。 翻訳ものとしては文章も読みやすい。 読者への挑戦は、当然のように全く分からなかった。 いつものバークリーらしいユーモ...
ミステリ。読者への挑戦つき。ノンシリーズ。 久々のバークリー。 緊迫感は感じられないものの、次々と新事実が明らかになり、新たな疑惑が浮かび上がる展開で退屈しない。 翻訳ものとしては文章も読みやすい。 読者への挑戦は、当然のように全く分からなかった。 いつものバークリーらしいユーモアはなかったが、シンプルなミステリとして十分楽しめた。
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アントニイ・バークリー作品初読み。 まあまあかなあ。 でも翻訳物は人物背景や風景が想像しにくいのでミステリーの犯人あては苦手かも。
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著者からの自信満々の挑戦状があって、これはなにかどんでん返しが!?と期待したけれども、予想を遥かに裏切るというほどでもなかった。時代背景が深く関わっているように見せかけて最終的に陳腐な愛憎ですべて片付いているのは、著者の考えなのか。 殺人事件がひとつの割に冗長で、読んでいてあま...
著者からの自信満々の挑戦状があって、これはなにかどんでん返しが!?と期待したけれども、予想を遥かに裏切るというほどでもなかった。時代背景が深く関わっているように見せかけて最終的に陳腐な愛憎ですべて片付いているのは、著者の考えなのか。 殺人事件がひとつの割に冗長で、読んでいてあまりドキドキしなかった。
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久々の古典本格。バークリーは『毒チョコ』以来かもしれない。 正統派の王道。よくある状況の事件ながら、どうやって毒を飲ませたかという点に関して、細かくしつこく問題にしている。謎解きがメインのお話だが、事件を通して変化する人間関係もなかなかの読み応え。 “読者への挑戦”があるので...
久々の古典本格。バークリーは『毒チョコ』以来かもしれない。 正統派の王道。よくある状況の事件ながら、どうやって毒を飲ませたかという点に関して、細かくしつこく問題にしている。謎解きがメインのお話だが、事件を通して変化する人間関係もなかなかの読み応え。 “読者への挑戦”があるので、これまた久々にトライしてみたが散々でした。種明かし後によく考えれば、手掛かりはわかり易いので、真犯人を推理するのはさほど困難ではないと思う。でも一筋縄ではいかないよね。バークリーのドヤ顔が見えそう。 面白かったけど、ブランクの長さを痛感させられた。来年はもっと本格を読もう。
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残念ながらロジャー・シェリンガムは登場しない。 田舎の名士の死から、彼や周囲の人々の意外な側面が明らかになっていく過程がうまい。 それほど捻った解決ではないと思うが、最後のうっちゃり方がバークリーらしいといえばらしいかも。地味だけどやはり面白い。
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読者への挑戦状まで付いているものの、謎解き自体はバークリーにしては捻りが少ないほうか。とは言え読者の求める高揚感をうっちゃるかのような皮肉なラストは、バークリーならではのもの。この意地の悪さ、やっぱり一筋縄じゃいかないね。
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