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月と六ペンス 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2014/03/29 |
| JAN | 9784102130278 |
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月と六ペンス
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商品レビュー
4.3
367件のお客様レビュー
読了してすぐは、女性に対する(登場人物のどの女に対しても)蔑みの目線が気になり過ぎて、すごく嫌な読了感だった。モームって女性に対して憎しみを抱いてる?ってぐらい。 モームの他の短編集とかも、結構女性への視点が残酷だったり冷たいんだよね。 もしかするとモームがゲイだったのも影響ある...
読了してすぐは、女性に対する(登場人物のどの女に対しても)蔑みの目線が気になり過ぎて、すごく嫌な読了感だった。モームって女性に対して憎しみを抱いてる?ってぐらい。 モームの他の短編集とかも、結構女性への視点が残酷だったり冷たいんだよね。 もしかするとモームがゲイだったのも影響あるかもしれないし、彼のリアリストな一面に私が過剰反応しているだけかもしれない。 それから段々と、ストリックランドの描かれていない部分が気になってきた。 なぜそんな情熱を持ちながら四十まで発散せずにいられたんだろう?若い時の方が持て余しそうなのに。 自分の表現したいものが技術面が未熟なせいでままならない時に、人への助けを断固として受け入れないのはなぜ? 更に、ストリックランドがだんだん気になってくる。めっちゃ嫌な奴なのに。 芸術は魂を傷つけながらも世の中に産み落とすしかない、芸術家にとっては必然的なものなんだよね、と思う。だって合理的じゃないし自分を苦しめることをわざわざしなくてもって普通思うよ。 時間の流れというか、どの環境にいるかで、ストリックランドの周りの人々の評価の変わってくるんだけど、どんどん彼が神を解放している感じがする。 タヒチに行くまでどん底を一緒に過ごした船長、タヒチの皆さん、ちょっと評価良過ぎない?官能的だけど、奴はかなりのくそやろうだよ? でも、産み出すものの素晴らしさと人格が比例するなんて思っちゃいけないし、そこに道徳性まで求めるのは周りの人間のエゴだよね。 主人公とストリックランドのかけ合いは気持ち良い。 ストルーヴェの一件を話した後で、じゃ夕飯食べに行こうぜ、はもう反則だと思う。 モームは意外と六十年代まで生きているから、なんとなく最近の人のイメージだったけど、この小説が書かれたのは約百年前なのか。じゃあ女性への目線とかの古さはしょうがないな。 蛇足で。 ストルーヴェの妻ブランチが、ストルーヴェを憎むのは正直わかる。でもそこまで破滅的に(なんなら自暴自棄に)なるかな?
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洋書はあまり得意ではなく敬遠してきたけど、評価が高いことと、ゴーギャンをモデルとしているという話を聞いてずっと気になっていたので、思いきって。 最初の50頁くらいは挫折しそうになった(笑) それ以降、話が動き始めると夢中になる。 素晴らしい作品だと思う。 要所要所、イライラす...
洋書はあまり得意ではなく敬遠してきたけど、評価が高いことと、ゴーギャンをモデルとしているという話を聞いてずっと気になっていたので、思いきって。 最初の50頁くらいは挫折しそうになった(笑) それ以降、話が動き始めると夢中になる。 素晴らしい作品だと思う。 要所要所、イライラする所も結構あって、恐らくは語り手と同じ気持ちだったと思う。 普通に考えたらそれは狂気だから。 でも、ストリックランドの考えや情熱、貫いた信念は確かに正気であり、周りが「狂気」と断じてしまっていいことでもないと感じるからこそ、その才能に圧倒される結果になるんだろう。 あくまでモデルであって、共通点は少ないといわれているけれど、ゴーギャンの絵を見たくなった。
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ゴーギャンにヒントを得て書かれた作品。何かを極めるにはこんなに犠牲が必要なのかとビビる。終始不穏、でも追わずにいられない魅力があった。
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