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河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2014/03/07 |
JAN | 9784167900595 |
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河北新報のいちばん長い日
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商品レビュー
4.2
24件のお客様レビュー
震災時の報道資料。いわば新聞社のBCPに関する実録であり、大変勉強になった。街がなくなったと書く記者の心情には、心動かされた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
市政だよりに掲載されていたのを見て図書館で借りた震災文庫。 河北新報と各記者が、東日本大震災発生時にどう考え、どう動いたのかを詳細に綴った一冊。自分たちも被災しているのに被災者に情報を届けるために必死に闘う記録は後世、語り継ぐべきだと思う。 記事見出しを「死者」とするか「犠牲者」とするかの葛藤は、壊滅した現場を歩いて取材した地元紙ならではの配慮で、感銘を受けた。(「第3章 死者と犠牲者のあいだ」) また、若い女性記者が原発爆発後に福島を離れたことについて、記者としての使命感と自分の弱さの落差に絶望して記者をやめてしまう話には心を動かされた。あのときは皆が放射能という見えない敵に怯えていたし、会社からも避難指示が出ていたのだから、そこまで思い詰めないで気持ちを切り替えて頑張っても良かったのではと思うが、彼女にはそうできないくらい後悔、葛藤があったのだと想像する。(「第6章 福島原発のトラウマ」) その他にも配達中に犠牲になった販売店の方の話、物資不足の中でも新聞発行に奔走する河北新報社の想い、被災者の気持に寄り添うことを基本姿勢として衝撃的なスクープ写真の掲載を見送る話、震災1ヶ月後の社内アンケートでわかった記者たちの「苦痛」「感激」などの心の声など、心に深く残る内容。
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大変な状況で苦労した、という話だが、引用される記事がひどい文章で、安い演歌歌手リサイタルの司会者みたい。日頃の修練が足りないと、こういう時にむき出しになるようだ。
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