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河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2014/03/07 |
| JAN | 9784167900595 |
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河北新報のいちばん長い日
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河北新報のいちばん長い日
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商品レビュー
4.3
26件のお客様レビュー
タイトル通り、仙台に本社を置く東北の地元紙・河北新報が、圧倒的な現実を突き付ける東日本大震災へどう対応し、何をどう伝えたかが克明に記されています。読むのが重く、辛い記憶を呼び戻しますが、強く心に響いたのも事実でした。 得てして震災モノのノンフィクションは、不撓不屈や再生など...
タイトル通り、仙台に本社を置く東北の地元紙・河北新報が、圧倒的な現実を突き付ける東日本大震災へどう対応し、何をどう伝えたかが克明に記されています。読むのが重く、辛い記憶を呼び戻しますが、強く心に響いたのも事実でした。 得てして震災モノのノンフィクションは、不撓不屈や再生などのテーマで感動を喚起させ、お涙ちょうだい的なものも多々…。しかし本書は、あくまでも事実を記録し、かつ報道の在り方の自問自答を続けている点に価値があります。 100年以上新聞を出し続けている河北新報社は、地域への恩義に応え使命を果たそうとします。「私たちも被災者」のスタンスで、全国紙とは違う切り口の自前記事にこだわり、無表情な「客観報道」で紙幅を埋めない、その一貫姿勢に胸打たれます。 〈当事者〉でなければ真実を語る・伝える権利はないのかと言えば、NOだとは思いますが、被災者の心の声を丹念に拾った報道には、血の通った言葉の力があるように感じました。 本とともに、紙の新聞購読者が減る一方の昨今ですが、報道を担う新聞の意味と役割の原点を伝える素晴らしい一冊でした。 数々の難局を克服し、市民に寄り添った一連の報道に対して、2011年度新聞協会賞(編集部門)を受賞。また本作をもとに制作されたテレビ東京のドラマ『明日をあきらめない‥がれきの中の新聞社』で、2012年度日本放送文化大賞、東京ドラマアウォードグランプリを受賞しています。
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震災時の報道資料。いわば新聞社のBCPに関する実録であり、大変勉強になった。街がなくなったと書く記者の心情には、心動かされた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
市政だよりに掲載されていたのを見て図書館で借りた震災文庫。 河北新報と各記者が、東日本大震災発生時にどう考え、どう動いたのかを詳細に綴った一冊。自分たちも被災しているのに被災者に情報を届けるために必死に闘う記録は後世、語り継ぐべきだと思う。 記事見出しを「死者」とするか「犠牲者」とするかの葛藤は、壊滅した現場を歩いて取材した地元紙ならではの配慮で、感銘を受けた。(「第3章 死者と犠牲者のあいだ」) また、若い女性記者が原発爆発後に福島を離れたことについて、記者としての使命感と自分の弱さの落差に絶望して記者をやめてしまう話には心を動かされた。あのときは皆が放射能という見えない敵に怯えていたし、会社からも避難指示が出ていたのだから、そこまで思い詰めないで気持ちを切り替えて頑張っても良かったのではと思うが、彼女にはそうできないくらい後悔、葛藤があったのだと想像する。(「第6章 福島原発のトラウマ」) その他にも配達中に犠牲になった販売店の方の話、物資不足の中でも新聞発行に奔走する河北新報社の想い、被災者の気持に寄り添うことを基本姿勢として衝撃的なスクープ写真の掲載を見送る話、震災1ヶ月後の社内アンケートでわかった記者たちの「苦痛」「感激」などの心の声など、心に深く残る内容。
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