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もっと厭な物語 文春文庫

アンソロジー(著者), 夏目漱石(著者), スタンリイ・エリン(著者), クライヴ・パーカー(著者), 氷川瓏(著者), アルフレッド・ノイズ(著者), シャーロット・パーキンズ・ギルマン(著者), アルフレッド・ノイズ(著者), ルイス・バジェット(著者), 草野唯雄(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/02/07
JAN 9784167900465

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商品レビュー

3.8

25件のお客様レビュー

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2021/12/21

前作の「厭な物語」に引き続き、面白く読めた。 ホラーの純文学として有名な夏目漱石の「夢十夜」から、 SF作家夫婦の合作ペンネーム、ルイス・パジェットによる「著者謹呈」まで 今回は国産の「厭な物語」も収録されているアンソロジーです。 中でも、草野唯雄「皮を剥ぐ」の厭度が突出してま...

前作の「厭な物語」に引き続き、面白く読めた。 ホラーの純文学として有名な夏目漱石の「夢十夜」から、 SF作家夫婦の合作ペンネーム、ルイス・パジェットによる「著者謹呈」まで 今回は国産の「厭な物語」も収録されているアンソロジーです。 中でも、草野唯雄「皮を剥ぐ」の厭度が突出してます。 動物好きだからかな。いやいや、そうじゃなくても 生理的に厭すぎる。 読後には、厭な気分よりも「よくこんなの思いつくなぁ」と感心する話ばかりです。 「赤い蝋燭と人魚」も読めてよかった。 このシリーズ、編者の解説の後に、その内容が最後にふさわしい短編が1つ収録されているのが特徴ですが、 今回の話も、とても捻られた内容で面白かったです。 編者の知識の深さと「厭な話愛?」がひしひしと伝わる1冊です。

Posted by ブクログ

2021/11/13

ブグログで知って、購入した一冊。   「後味の悪い」アンソロジー。 イヤミスならぬイヤホラーかな。 長短、東西、織り交ぜての十篇。 中でも一番印象に残ったのは、一番最初の夏目漱石著の「夢十夜」より第三夜。 わずか四ページしかなく、どこかで聞いたことのある話なのに、最も印象に残って...

ブグログで知って、購入した一冊。   「後味の悪い」アンソロジー。 イヤミスならぬイヤホラーかな。 長短、東西、織り交ぜての十篇。 中でも一番印象に残ったのは、一番最初の夏目漱石著の「夢十夜」より第三夜。 わずか四ページしかなく、どこかで聞いたことのある話なのに、最も印象に残ってしまう後味。 不思議ですね。

Posted by ブクログ

2021/02/26

『幸福な結末はどれも似通っているが、  不幸な結末はそれぞれのかたちで不幸である』 「厭」な物語がギュッと詰まった一冊。どれも違う味わいのバッドエンドが、最悪の読後感を与えてくれます。そして編者解説の後に収録された「著者謹呈」のラスト。シビれました。最高だな。

Posted by ブクログ

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