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野生のオランウータンを追いかけて マレーシアに生きる世界最大の樹上生活者 フィールドの生物学11
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野生のオランウータンを追いかけて マレーシアに生きる世界最大の樹上生活者 フィールドの生物学11

金森朝子【著】

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野生のオランウータンを追いかけて マレーシアに生きる世界最大の樹上生活者 フィールドの生物学11

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東海大学出版会
発売年月日 2013/08/23
JAN 9784486019916

野生のオランウータンを追いかけて

¥1,540

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2016/02/05

フィールド調査は現地の人との関係が大切なのですね。 オランウータン研究の特殊性や、研究に伴う苦労を知ることができました。

Posted by ブクログ

2015/08/02

 著者の金森さんが、海外に目を向けたのは高校時代で、留学もなさった。卒業後にアフリカに行きたいと、単身渡航。そこで様々な動物を見るが、知識もない、何もできない状態に、大学での勉強する必要性を痛感し、日本に戻って進学する。当時は霊長類の研究をするにはまずニホンザルの研究から始め、博...

 著者の金森さんが、海外に目を向けたのは高校時代で、留学もなさった。卒業後にアフリカに行きたいと、単身渡航。そこで様々な動物を見るが、知識もない、何もできない状態に、大学での勉強する必要性を痛感し、日本に戻って進学する。当時は霊長類の研究をするにはまずニホンザルの研究から始め、博士課程でボルネオ島に渡航し、研究を始めた。  ボルネオ島では、マレーシア領のサバ州とサラワク州でしかオランウータンが生息していない。このサバ州にあるダナムバレイ森林保護区で、オランウータン研究を立ち上げる。  だが、研究が軌道に乗るまで様々な苦労をする。  何もないところから新しい研究を立ち上げること、助手として雇うマレーシアの人との軋轢など様々な苦労を乗り越えていかれたこと、すごいなあと思った。  オランウータンの行動、食物、他の個体との接触など、多くのことが調査されている。オランウータンはあまり動かない生物のため、データを取るのに時間がかかったそうである。  最後の章に、オランウータンが絶滅危惧種となっていることが書かれている。  プランテーションによる熱帯雨林の減少、生息域の縮小、分断化により、オランウータンの数が減少している。  自然を保護していくためにも、金森さんのオランウータン研究が役に立つとよい思う。

Posted by ブクログ

2015/01/30

フィールドワークの楽しさ、また辛さについて書かれている。実際にそれを日常としている筆者が語っているため、とてもわかりやすくストレートな内容である。ただ、筆者が述べているのは、主にオランウータンを対象としたフィールドワークである。他の霊長類や野生動物の研究となると、また勝手が違って...

フィールドワークの楽しさ、また辛さについて書かれている。実際にそれを日常としている筆者が語っているため、とてもわかりやすくストレートな内容である。ただ、筆者が述べているのは、主にオランウータンを対象としたフィールドワークである。他の霊長類や野生動物の研究となると、また勝手が違ってくるだろう。

Posted by ブクログ

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