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西加奈子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2014/01/11
JAN 9784062187084

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商品レビュー

3.3

181件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 自意識過剰
  • 青年の葛藤
  • ニューヨーク一人旅
  • 虚栄心と羞恥心
  • 街歩きの冒険
  • 人間関係の複雑さ
  • 笑いと涙の物語
  • 心の成長と気づき
  • 盗難後の再生
  • 文化の中の孤独

自意識過剰な青年のニューヨーク一人旅を描いた物語は、虚栄心や羞恥心に縛られた主人公の葛藤を通じて、人間の内面に潜む複雑な感情を浮き彫りにします。29歳の葉太は、初めての海外旅行で盗難に遭い、無一文の状態でマンハッタンを彷徨うことに。彼の目を通して描かれる人々の演じる姿や、自己の存在意義に対する苦悩は、読者に深い共感を呼び起こします。滑稽さと切なさが交錯する中で、最後には人の優しさや家族への思いに気づく姿が描かれ、感動をもたらします。西加奈子の新境地を感じさせるこの作品は、思わず心を揺さぶられる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/29

ニューヨークに旅行に来た青年、葉太が、初日に貴重品を全てすられておかしくなる話。 なのだが、元から葉太はおかしいのだ。恥をかかないことだけを、はしゃげば必ずその罰が返ってくるのを避けることだけをモットーに生きてきた彼。だから田舎者を隠して文化人「らしく」ふるまう父を嫌い、そんな...

ニューヨークに旅行に来た青年、葉太が、初日に貴重品を全てすられておかしくなる話。 なのだが、元から葉太はおかしいのだ。恥をかかないことだけを、はしゃげば必ずその罰が返ってくるのを避けることだけをモットーに生きてきた彼。だから田舎者を隠して文化人「らしく」ふるまう父を嫌い、そんな父の本性が現れたら「ださ!」とバカにするのだ。 しかしそんな一生懸命になることをさけ、恥を失敗を極力避けてきた彼を、亡霊が取り囲む。生きているのにそれを十分に活かしきれていない彼をさげずんで。でも正しく生きたいのは誰だって同じ。はしゃいでいるのに上手く行っている人がいる一方で、彼のような人間にだけ必ず見返りが求められるなんてちょっと理不尽じゃないか。「サラバ」の主人公同様、逃げてばかり受け身の姿勢の人間を、作者は許してくれない気がする。ハゲて無職になる。一文無しで旅先を彷徨う。確かに無難に生き延びようとしていた人間ではあるが、そうせざるを得ない環境(圷歩にとってそれは育てにくい子である姉であり、葉太にとっては著名人である父)で処世術を必然的に身につけてしまったのであり、こんなに苦しむのはちょっと可哀想では…と思ってしまう。

Posted by ブクログ

2026/02/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

気になって一気読みした。面白かったけどすごく疲れた本だった。 誰しも人生で役を演じてるって言うのはわかって、何より自分のために演じたりするのもすごくわかる。その台本は周りの人をお手本にしてこの人のように振る舞いたい、あるいはこんな人にはなりたくない、あの人のしてたようにはしないと自分で作り上げていくのだろうなと思った。 葉太は最初からおかしいなと思ってたけど、頭の中で異常に考えすぎなとこあるからいちいちそれを全部言葉にされちゃうのがすごくしんどかった。逆にここまで考える?って途中からはおもしろく思えてきたほど。 最初おいしくないと思えたダイナーにまた入って助けを求めて食べた朝食は美味しかったって言うのはいいシーンだった。

Posted by ブクログ

2026/01/11

この人が嫌いだと思う時、よくわからないからという場合と、分かった上でここが嫌いという場合があって、どちらにしろ嫌いな人というのは、自分の心の中に居座る。その事実を突きつけてくる主人公の葉太。大して魅力的なキャラでないこの葉太に私は惹きつけられて、グイグイ読まされてしまった。 自分...

この人が嫌いだと思う時、よくわからないからという場合と、分かった上でここが嫌いという場合があって、どちらにしろ嫌いな人というのは、自分の心の中に居座る。その事実を突きつけてくる主人公の葉太。大して魅力的なキャラでないこの葉太に私は惹きつけられて、グイグイ読まされてしまった。 自分が自分の人生を生きていく、流されずに生きる難しさをぼんやり思った。答えがある様でない様な。押し付けられないのが心地よかった。

Posted by ブクログ

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