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秘密(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2013/12/24 |
JAN | 9784488010096 |
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商品レビュー
4.5
37件のお客様レビュー
ケイトモートン氏の作品は『リヴァトン館』『忘れられた花園』に続いて3作目。今回の謎は『忘れられた花園』よりはシンプルのような気がするが十分面白い。伏線はいたる所にあるというのに最後まで見抜けなかった。脱帽。途中、登場人物の行動が不可解なので『?』マークが点灯したが、最後まで読むと...
ケイトモートン氏の作品は『リヴァトン館』『忘れられた花園』に続いて3作目。今回の謎は『忘れられた花園』よりはシンプルのような気がするが十分面白い。伏線はいたる所にあるというのに最後まで見抜けなかった。脱帽。途中、登場人物の行動が不可解なので『?』マークが点灯したが、最後まで読むと納得できる。最後の方で明らかになる謎はいわばミステリにありがちなあのトリックともいえるが、うまく着地しているのでケイトモートン氏の手腕をほめるべきだろう。個人的には『忘れられた花園』のような毒が少ない分本作の方が好感が持てる。また読後感も非常に良いのでその点も〇。(しかしミステリとしてみたらどちらが上なのだろう?)それでも『リヴァトン館』には一歩及ばないという個人的評価になった。さて、残るは『湖畔荘』だが、この本を読むのも数年先になりそうな予感がする。あと未翻訳の作品がいくつかあるのは気になる。翻訳者に言わせると完成度の点で『秘密』や『忘れられた花園』に劣るので未訳だという。できれば読んでみたいものだが。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou20603.html
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秘密の花園やレベッカを足してニで割ったような、この界隈が好きな人には堪らない語。モートンやウォーターズが書くものは、古き良き時代の郷愁のなかに、陰鬱ななにかを忍び込ませるのがうまい。トラウマだったり、時代の蓄積だったり。郷愁の中の陰鬱を吸い込むために読む。
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半分すぎても予想通りじゃないか、と思いつつ。最後はえ、え、え、って真実が。 最後の最後だけちょと思い出せない記憶があるから、上巻めくってみなくては。 ケイト・モートンは母娘の世代を超えたストーリーが定番になっているけど、他のスタイルのもあれば読んでみたい。
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