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ガーンジー島の読書会(下)
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | イーストプレス |
| 発売年月日 | 2013/11/29 |
| JAN | 9784781610993 |
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ガーンジー島の読書会(下)
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商品レビュー
4.3
16件のお客様レビュー
(下)もまさかの往復書簡形式でございました…(終盤では捜査手帳も登場します笑) 「会話形式」だと思い違いをしていて、猛烈に恥ずかしい笑 文通相手の島民たちと対面するため、ガーンジー島を訪れたジュリエット。ナチス占領下の出来事をインタビューしていくのだが、どのエピソードでも必ず...
(下)もまさかの往復書簡形式でございました…(終盤では捜査手帳も登場します笑) 「会話形式」だと思い違いをしていて、猛烈に恥ずかしい笑 文通相手の島民たちと対面するため、ガーンジー島を訪れたジュリエット。ナチス占領下の出来事をインタビューしていくのだが、どのエピソードでも必ず、エリザベスの存在が輝きを放っていることに気づく。 エリザベスは「ガーンジー島読書会」の創設者であって、島の良心でもあった。 「彼女は強さだけでなく、自分がいまどんな所にいるかを、私たちに少しのあいだ忘れさせてくれる才能をもっていました」(P 29) 「本作の主人公は二人いる」と私は思っていて、(上)でのジュリエットに続いて、(下)のレビューではエリザベスを中心に書いていきたい。 シャイな島民ドージーを読書会に招き入れ、彼が持つ本来の明るさを引き出したような、「みんなのお母さん」的存在。ナチスの占領もものともせず、自分が正しいと感じたことは迷いなく実行する女傑。(だから前述で「島の良心」と書いた) ガーンジー島出身者でないとはいえ、家族同然の島民と笑顔で再会してほしかったという思いは、変わらない。(下)で語られた運命は、読者共々大変やるせなかったが、彼女らしいと言えば彼女らしい。 むしろ、「生まれ変わったって、きっと同じことをするだろうな…」という気さえしている。 戦後も読書会を継続させ、エリザベスと同じ収容所にいた親友レミーを島へと招待する…。 島民たちは、エリザベスが望んだであろうこと全てに、真摯に応えていた。 特にキット(エリザベスの一人娘)を、読書会メンバーが交代で面倒を見るという信頼関係には、いたく感服させられる。そのおかげで、メンバーに対しては、分け隔てなく接するようになっていったキットにも。 (下)ではそこに、ジュリエットや友人のシドニーも加わり、ますます「家族の輪」が広がっていく。 その中心にはいつもエリザベスがいて、彼女が島民たちの未来をやさしく見守っているのだ…。 ダメだ、書いているだけで目頭が熱くなってきた。 「すでに知り合いになり、愛まで感じはじめた人たちが、この私を待っている。だけどいまの私には、隠れみのになるペンも紙もない」(P 4) エリザベスのコテージに泊っていたジュリエットは、やがて自分に正直に生きようと決意を固めていく。(エリザベスが後押ししてくれているように、私には思えた) 大富豪マーク・レイノルズをフったことも、このまま島のみんなと一緒に暮らしていくことも、(上)の時点では考えもつかなかったことだ。シドニーの言う通り、ロンドンに戻ってしまえば、本など書かなくなっていたかもしれない。 エリザベスがなぜ咄嗟に「読書」というキーワードを持ち出せたのか、未だに謎ではある。しかし(本慣れしていなかった島民を含め)一丸となって読書会に取り組んでいった結果、本という心が安らげる場所、そしてそこから生まれる絆を得ることができた。 このブクログというコミュニティもそう。だから、やっぱり、読書はやめられないんよな。
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前半と同じような雰囲気で物語は進む。主人公は実際にガーンジー島を訪れるのだが、やはり最後まで手紙のやり取りで物語は進む。ちょっとしたロマンスもあってあしながおじさんのような雰囲気。最初に比べると物語の進行は頭に入ってきやすいが、好きかといわれると好きな小説ではなかった。
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下巻読了。 ガーンジー島へやってきたジュリエット。ついに島の読書会メンバーと対面し、彼らとの交流を深めていきます。 そんなある日、ナチスに捕えられ消息がわからなかったエリザベスと同じ収容所にいたレミーから手紙が届いて・・・。 前巻同様、手紙と電報(そしてこの巻ではイゾラによる...
下巻読了。 ガーンジー島へやってきたジュリエット。ついに島の読書会メンバーと対面し、彼らとの交流を深めていきます。 そんなある日、ナチスに捕えられ消息がわからなかったエリザベスと同じ収容所にいたレミーから手紙が届いて・・・。 前巻同様、手紙と電報(そしてこの巻ではイゾラによる“捜査ノート”もあり)で構成されておりますが、ガーンジー島ライフを満喫するジュリエットの様子が活き活きと伝わってきて、私もすっかりガーンジー島に魅了されてしまいました。 戦時中の辛さを、持ち前のたくましさとユーモアで乗り越えていた島の人々・・・。皆個性的で愛すべき存在なのですが、とりわけエリザベスの存在感が光っていましたね。 彼女の収容所での体験は(そして結末も)、あまりに辛いものでしたが、却ってその真っ直ぐな生き様を皆の心に刻みつけたように思います。 個人的には、“めざせ、ミス・マープル?”のイゾラのキャラが好きで、イゾラと編集者シドニーとの友情は微笑ましく、彼女の“迷”探偵ぶりもナイスでした。 そして、ジュリエットとエリザベスの娘・キットとの絆が深まっていく様子や、イゾラの“ビスケット缶”から見つかった驚きの手紙に関する騒動、さらにジュリエットの恋の行方・・・といったエピソードを経て迎えるラストは最高にハッピーで、この素敵な物語に出会えてよかったと思いました。 映画は見逃してしまいましたが、きっと島の美しさが良く映えた仕上がりだったのだろうなぁ・・と思いをはせた次第です。
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