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カンブリア宮殿 村上龍の質問術 日経文芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2013/10/25 |
JAN | 9784532280208 |
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カンブリア宮殿 村上龍の質問術
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カンブリア宮殿 村上龍の質問術
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商品レビュー
3.6
19件のお客様レビュー
カンブリア宮殿が好きで、1年前に読んだ本。 今思えば、初対面の場合に事前に相手のリサーチを欠かさない姿勢や、そもそもの相手に対する好奇心を持とうとする姿勢はこの本によって培われたのかも知れない。 好奇心があれば自然と質問をしたくなるし、良い質問をするためにはリサーチしなくては...
カンブリア宮殿が好きで、1年前に読んだ本。 今思えば、初対面の場合に事前に相手のリサーチを欠かさない姿勢や、そもそもの相手に対する好奇心を持とうとする姿勢はこの本によって培われたのかも知れない。 好奇心があれば自然と質問をしたくなるし、良い質問をするためにはリサーチしなくてはならない。
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「カンブリア宮殿」は好きな番組で 毎週欠かさず観ているが、毎回村上氏が多種多様なジャンルのゲストに対して 本質的な質問を切り出していることに興味を持っていたため本書を手にとった。 「質問術」とあるが、巷にあふれるHowTo本の類ではなく、 多種多様なゲストに対して実際に発した「...
「カンブリア宮殿」は好きな番組で 毎週欠かさず観ているが、毎回村上氏が多種多様なジャンルのゲストに対して 本質的な質問を切り出していることに興味を持っていたため本書を手にとった。 「質問術」とあるが、巷にあふれるHowTo本の類ではなく、 多種多様なゲストに対して実際に発した「核となる質問」の実例、 その質問が生みだすための緻密な準備の経緯が書いてあり、 あらためて「質問」の持つ力の大きさを認識するとともに 結局のところ、良い質問は何よりも準備がものをいうことに気付かされた。 ◆POINT ・質問は簡単でない。簡単ではないのにトレーニングする機会がない。 それは日本のコミュニケーションのあり方に原因の一端がある。 小さい頃は親や教師、社会に出てからは上司の指示や命令に対し 質問することが異例であり、上意下達的なコミュニケーションが基本となっている。 ・核となる質問は本質的でコアな疑問が浮かび上がることによって生まれる。 何よりも大切なのは「好奇心」であり、ある程度の知識も必須。 「あれ?何でこんなことができたんだ?」「これはおかしいぞ」というような 素朴なギモンに気付くことができるかどうか。 ・成長した企業にはその歴史の中に必ず「転機」がある。 企業の歴史を概観し、転機となったポイントとその前段階の「蓄積」を 探すことが「質問群の構成」につながっていく ・質問術としては相手をリラックスさせ、場を和ませて会話を円滑にするために 「リスペクト」と「ユーモア」が大事。 ・カンブリア宮殿は8年目を迎え、出演したゲストは350人にのぼるが、 成功企業の経営者の共通点は「利益を最優先にしない」ということ。 利益は結果であり、あとからついてくるものと皆言い切る。 だがその要因は100社あれば100個ある。 ★セミナーでの講師への質問、最終面接での質問、質問は重要で場合によっては人生を左右する。 何よりも準備が必要で、セミナーなら講師について著書やブログを読んでおくのが望ましい。 面接の場合は徹底的に会社の資料を読み込んでおくことが必須。 準備が前提で、その中から核となる質問を考えてみる。 核となる質問は資料をいくら読んでも相手への興味がなければ思いつけない。 相手への興味は好奇心から生まれる。 好奇心は情報に対する飢えがない状態が続くとすり減っていく。 勉強にしろ、仕事にしろ、嫌々ながら続けていると人は好奇心を失い、簡単にはリカバリー出来ない。 好奇心というのは「疑問」とほぼ同義語。素朴な疑問を常に持つこと。他人の言うことを鵜呑みにせず、 自ら考えてみること。それを継続することが好奇心を維持し、質問を考えるための必須事項となる。 ・<実例>核となる質問 「本当にワンマン主義者なんですか」(スズキ 鈴木会長) 「東京と三大都市圏以外の地方から有力な小売が誕生するのはなぜか」(AOKI 青木会長) 「イタリア旅行をしてエスプレッソバーでエスプレッソを飲んだアメリカ人は何百万人も居ただろうが ハワード・シュルツは一人しかいない。何が違うのか。」( スターバックス ハワードシュルツ会長) 「売り手市場から買い手市場へという流れにどうやって気づいたのか」(セブンアイ 鈴木会長) 「リーダーはビジョンを語れと言われるが、そもそもビジョンとは何なのか」(SoftBank 孫社長) 「致命的な失敗と成功の眼となる失敗の違いとはなにか」(ユニクロ 柳井会長) 「まちの電気屋さん時代と共通するものは何で、最も違うものはなにか」(ヤマダ電機 山田会長) 「どうして『本』だったのか」(Amazon ジェフペゾスCEO)
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各業界のお偉いさんを招き質問をする「カンブリア宮殿」というテレビ番組で、どのように質問の核を決めていったかというプロセス集。この手の技術本らしくなく、こういうときにはこうすべしという説明は無い。あくまで、このケースではこうしたら意図した回答が得られた、というプロセス集になっている...
各業界のお偉いさんを招き質問をする「カンブリア宮殿」というテレビ番組で、どのように質問の核を決めていったかというプロセス集。この手の技術本らしくなく、こういうときにはこうすべしという説明は無い。あくまで、このケースではこうしたら意図した回答が得られた、というプロセス集になっている。至って真面目な本だとは思うのだが、楽しんで質問してたのだろうなという雰囲気を感じた。
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