カンブリア宮殿 村上龍の質問術 の商品レビュー
カンブリア宮殿が好きで、1年前に読んだ本。 今思えば、初対面の場合に事前に相手のリサーチを欠かさない姿勢や、そもそもの相手に対する好奇心を持とうとする姿勢はこの本によって培われたのかも知れない。 好奇心があれば自然と質問をしたくなるし、良い質問をするためにはリサーチしなくては...
カンブリア宮殿が好きで、1年前に読んだ本。 今思えば、初対面の場合に事前に相手のリサーチを欠かさない姿勢や、そもそもの相手に対する好奇心を持とうとする姿勢はこの本によって培われたのかも知れない。 好奇心があれば自然と質問をしたくなるし、良い質問をするためにはリサーチしなくてはならない。
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「カンブリア宮殿」は好きな番組で 毎週欠かさず観ているが、毎回村上氏が多種多様なジャンルのゲストに対して 本質的な質問を切り出していることに興味を持っていたため本書を手にとった。 「質問術」とあるが、巷にあふれるHowTo本の類ではなく、 多種多様なゲストに対して実際に発した「...
「カンブリア宮殿」は好きな番組で 毎週欠かさず観ているが、毎回村上氏が多種多様なジャンルのゲストに対して 本質的な質問を切り出していることに興味を持っていたため本書を手にとった。 「質問術」とあるが、巷にあふれるHowTo本の類ではなく、 多種多様なゲストに対して実際に発した「核となる質問」の実例、 その質問が生みだすための緻密な準備の経緯が書いてあり、 あらためて「質問」の持つ力の大きさを認識するとともに 結局のところ、良い質問は何よりも準備がものをいうことに気付かされた。 ◆POINT ・質問は簡単でない。簡単ではないのにトレーニングする機会がない。 それは日本のコミュニケーションのあり方に原因の一端がある。 小さい頃は親や教師、社会に出てからは上司の指示や命令に対し 質問することが異例であり、上意下達的なコミュニケーションが基本となっている。 ・核となる質問は本質的でコアな疑問が浮かび上がることによって生まれる。 何よりも大切なのは「好奇心」であり、ある程度の知識も必須。 「あれ?何でこんなことができたんだ?」「これはおかしいぞ」というような 素朴なギモンに気付くことができるかどうか。 ・成長した企業にはその歴史の中に必ず「転機」がある。 企業の歴史を概観し、転機となったポイントとその前段階の「蓄積」を 探すことが「質問群の構成」につながっていく ・質問術としては相手をリラックスさせ、場を和ませて会話を円滑にするために 「リスペクト」と「ユーモア」が大事。 ・カンブリア宮殿は8年目を迎え、出演したゲストは350人にのぼるが、 成功企業の経営者の共通点は「利益を最優先にしない」ということ。 利益は結果であり、あとからついてくるものと皆言い切る。 だがその要因は100社あれば100個ある。 ★セミナーでの講師への質問、最終面接での質問、質問は重要で場合によっては人生を左右する。 何よりも準備が必要で、セミナーなら講師について著書やブログを読んでおくのが望ましい。 面接の場合は徹底的に会社の資料を読み込んでおくことが必須。 準備が前提で、その中から核となる質問を考えてみる。 核となる質問は資料をいくら読んでも相手への興味がなければ思いつけない。 相手への興味は好奇心から生まれる。 好奇心は情報に対する飢えがない状態が続くとすり減っていく。 勉強にしろ、仕事にしろ、嫌々ながら続けていると人は好奇心を失い、簡単にはリカバリー出来ない。 好奇心というのは「疑問」とほぼ同義語。素朴な疑問を常に持つこと。他人の言うことを鵜呑みにせず、 自ら考えてみること。それを継続することが好奇心を維持し、質問を考えるための必須事項となる。 ・<実例>核となる質問 「本当にワンマン主義者なんですか」(スズキ 鈴木会長) 「東京と三大都市圏以外の地方から有力な小売が誕生するのはなぜか」(AOKI 青木会長) 「イタリア旅行をしてエスプレッソバーでエスプレッソを飲んだアメリカ人は何百万人も居ただろうが ハワード・シュルツは一人しかいない。何が違うのか。」( スターバックス ハワードシュルツ会長) 「売り手市場から買い手市場へという流れにどうやって気づいたのか」(セブンアイ 鈴木会長) 「リーダーはビジョンを語れと言われるが、そもそもビジョンとは何なのか」(SoftBank 孫社長) 「致命的な失敗と成功の眼となる失敗の違いとはなにか」(ユニクロ 柳井会長) 「まちの電気屋さん時代と共通するものは何で、最も違うものはなにか」(ヤマダ電機 山田会長) 「どうして『本』だったのか」(Amazon ジェフペゾスCEO)
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各業界のお偉いさんを招き質問をする「カンブリア宮殿」というテレビ番組で、どのように質問の核を決めていったかというプロセス集。この手の技術本らしくなく、こういうときにはこうすべしという説明は無い。あくまで、このケースではこうしたら意図した回答が得られた、というプロセス集になっている...
各業界のお偉いさんを招き質問をする「カンブリア宮殿」というテレビ番組で、どのように質問の核を決めていったかというプロセス集。この手の技術本らしくなく、こういうときにはこうすべしという説明は無い。あくまで、このケースではこうしたら意図した回答が得られた、というプロセス集になっている。至って真面目な本だとは思うのだが、楽しんで質問してたのだろうなという雰囲気を感じた。
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核となる質問。時系列。リスペクトとユーモア。TVを見ていても筆者のするどい質問には勉強させられる。核となる質問をつくるのは難しい。必要なのは好奇心とある程度の知識。日ごろからいろいろなことに好奇心をもって過ごすことが大事ということか。
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質問力トレーニングの参考にもなる。 ユニチャーム、日本電産(永守氏)、AOKI、サイゼリア、ソフトバンク、ブラザー工業、Amazon等の事例と思考プロセスも興味深し。
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人気経済番組カンブリア宮殿。 そこにインタビュアーとして登場する村上龍と小池栄子が経営者に対して質問する、聞き出したい話とその方向性は、推敲された内容であることがよくわかる。 村上龍はゲストとして迎える経営者の著書やこれまでの経歴を読み、調べて場合によっては年史にして構成や質問...
人気経済番組カンブリア宮殿。 そこにインタビュアーとして登場する村上龍と小池栄子が経営者に対して質問する、聞き出したい話とその方向性は、推敲された内容であることがよくわかる。 村上龍はゲストとして迎える経営者の著書やこれまでの経歴を読み、調べて場合によっては年史にして構成や質問事項を練る。 一方、小池栄子はビジネス的観点というよりも女性的、市民的視点で質問を加えていく。 番組の実例とともに、その時、どのような意図をもって質問したのかが綴られている本である。
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圧倒的な情報収集力を持つ作家というイメージの村上龍氏はとにかく情報に飢えているという。それだから必要な情報をひきだし、そこで何かが閃く。カンブリア宮殿での数多くのインタビューは強い好奇心と情報収集力と抽出力の賜物だと思われた。核となる質問をきちんと立てて相手に対して強い好奇心をも...
圧倒的な情報収集力を持つ作家というイメージの村上龍氏はとにかく情報に飢えているという。それだから必要な情報をひきだし、そこで何かが閃く。カンブリア宮殿での数多くのインタビューは強い好奇心と情報収集力と抽出力の賜物だと思われた。核となる質問をきちんと立てて相手に対して強い好奇心をもつことがインタビューの極意。いろいろと参考になった。
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インタビューについて知りたくて読書。 本書収録分のカンブリア宮殿を見直したくなる。 いいインタビューするためには膨大な下準備が必要なことが分かる。振り返って自分はどうかと反省させられる。 疑問、質問事項にさらにさらに疑問をぶつけてさらに核心となる事項をあぶり出す作業は時間が...
インタビューについて知りたくて読書。 本書収録分のカンブリア宮殿を見直したくなる。 いいインタビューするためには膨大な下準備が必要なことが分かる。振り返って自分はどうかと反省させられる。 疑問、質問事項にさらにさらに疑問をぶつけてさらに核心となる事項をあぶり出す作業は時間がかかるが王道だと思う。 読書時間:約1時間10分
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好奇心と疑問はほぼ同義語だという。相手に興味がなければ疑問も湧かず、質問も出来ない。そのことがよく分かる良書。
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☆2(付箋7枚/P288→割合2.43%) カンブリア宮殿で村上龍が番組作成をする際に、どのように考えて、質問を磨いているかまとめた本。 村上龍の発想の軌跡も少し辿れるけれど、インタビューは相手の魅力ありきなので、この本で面白い個所がTVのカンブリア宮殿の内容と被るところはある...
☆2(付箋7枚/P288→割合2.43%) カンブリア宮殿で村上龍が番組作成をする際に、どのように考えて、質問を磨いているかまとめた本。 村上龍の発想の軌跡も少し辿れるけれど、インタビューは相手の魅力ありきなので、この本で面白い個所がTVのカンブリア宮殿の内容と被るところはある。 興味を持ったのは、危機へ対処するやり方が経営者の本質をもっとも明確にするという見方かな。 ”「カンブリア宮殿」で多くの経営者と会ってつくづく思うのは、経営とは、「危機への対応に尽きるということだ。危機の連続への対応と言ってもいい。 創業時は資金難で倒れそうになり、主力商品・サービスの開発で、ある程度の成功を収め市場に足がかりを築いたあとでも、「事業や店舗拡大規模の設定」「流通と品質管理」「新しい人材の確保」「企業理念の正統的な浸透」「慢心への警戒」など、課題は山積みだ。 逆に言えば、どうやって成功を続けたのかということより、連続して起こる危機をいかに回避してきたかということのほうが、その企業、ゲスト経営者の本質をより明らかにする。 資本主義社会の企業において、最大で、かつもっとも一般的な危機は、商品・サービスの売り上げが何らかの理由で急激に減少することだ。” よく失敗例でなく成功例を参考にすべきだ、と言うけれど危機にどう対処してきたか、という視点はもう一段深いですよね。 ***以下抜き書き*** ・村上:コダックになくて富士フィルムにあったものって何だったんですか? 古森:そこがポイントですね。 村上:一つはチャレンジャー精神でしょうね。 古森:チャレンジャー精神はあると思います。やっぱり巨大なライバルがいましたからね。 ・年表を逆に読んでいく。iPad販売は、iPhone販売がなければできなかったかも。iPhone販売は、ボーダフォン買収がなかったらできなかったかも。 ・Yahoo!BB対NTTの戦い「なけなしのお金と兵力で戦いを挑むというのは無茶な戦いであることに間違いはないんですよ。だけどね、かならずしも、いつも贅沢な立場にいる人が勝つとは限らないんです」 ・村上:柳井さんが、「孫さんという人はビジョンがあるんだ」とおっしゃっていました。言葉だけなら「ビジョン、ビジョン」と政治家もよく使いますけど、ご自分では「ビジョン」というのはどういうものだと思われていますか。 孫:ビジョンの前に理念、あるいは思想というものがあるべきだと思います。どういうことをやりたいのか、ということです。我々の場合でいうと、情報革命で人々を幸せにしたいというのが理念です。その理念を実現させるために、どんなライフスタイル、生きざま、あるいは社会にしていくのか、どういうテクノロジーでそれを実現させるのか。 村上:そこがビジョンですね。 孫:そうです。それをまるでタイムマシンで未来に行って、その世界を見て帰ってきたように思えるか、語れるか。 ・孫:そう。だからゴッホのような生きざまが、一番、尊敬できると思いました。要するに画家になるなら、展覧会に出して有名になるとか、画商を通じて高いお金で売れるという画家を目指すというよりは、世の中の常識と関係なしに、自分が一番納得できる絵を描く。自分が一番描きたい絵を描く。それも僕は、すばらしくでっかい夢だと思うんですよね。どんな夢であれ、夢を描くというのは、ある種、自分の人生に対するビジョンだと思うんです。そういう自分の夢も明確に持たずに、自分の人生に対するビジョンも持たずに、ただ生きていくために、どこかに給料をもらいにいく人もいるでしょう。でも、「現状はそれしか仕方ないじゃん」と言っている間に、人生、あっという間に終わるから。 ・経営者の柳井正氏には、いっさいそんなイメージがない。クールで、曖昧さを嫌い、どんなことでも「言い切る」ので、危機や苦闘のあとが見えないのだ。「言われたことだけを実行するサラリーマンの時代は完全に終わり、一人一人が自営業者でもあるような、主体的な人材が必要とされている」と、ミもフタもないことを言う。だが、ミもフタもないことというのは、たいてい真実だ。
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