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世界はなぜ「ある」のか? 実存をめぐる科学・哲学的探索
定価 ¥2,750
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2013/10/26 |
JAN | 9784152094148 |
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世界はなぜ「ある」のか?
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
最初は「形而上学の問題に科学で答えを得ようとする感じ」ですが、「ほんとうに世界は善に満ちているのか?」とか「時間とはなにか?」「神の存在」「物体の構成」といった問いに触れてくるあたりからおもしろくなってくる。ヒュームと因果についても最後のほうで読める。 全体としてとてもおもしろ...
最初は「形而上学の問題に科学で答えを得ようとする感じ」ですが、「ほんとうに世界は善に満ちているのか?」とか「時間とはなにか?」「神の存在」「物体の構成」といった問いに触れてくるあたりからおもしろくなってくる。ヒュームと因果についても最後のほうで読める。 全体としてとてもおもしろいのだけど、とくに「地球を支える亀が永遠に下まで続いている」という考えを真剣に捉えて考えるあたりがおもしろかった。
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素晴らしいの一言に尽きた。この世界はなぜあるのか。なぜ何もないのではないのか。そもそも無とは何なのか。それについて宇宙、量子論、存在論的思考、プラトン的世界、観念論など多数の理論から考えている。ハイデガーが「無は無化する」と一見馬鹿げたような言葉を遺したが実はそうでとなかったりす...
素晴らしいの一言に尽きた。この世界はなぜあるのか。なぜ何もないのではないのか。そもそも無とは何なのか。それについて宇宙、量子論、存在論的思考、プラトン的世界、観念論など多数の理論から考えている。ハイデガーが「無は無化する」と一見馬鹿げたような言葉を遺したが実はそうでとなかったりする。というのは、この世界はセレクターの無い世界であり、それは極めて平凡な宇宙しか生み出さないことを意味している。つまり、無といったように極端な世界は生み出されないのだ。つまり、この世界にセレクターが存在しない限り、無は存在しないのだ。この論理を読んだ時、私は震えた。例えこの論理が観測されないものだったとしても、それを真だと考えることに不足はないだろう。ただ、一方でそれに満足した途端に哲学が終了してしまうという側面もある。哲学に終わりが見えないとしても、どこかには果てがあるのかそれともないのか。それは人間には最後まで分からない命題のように思える。だがそれでも私たちはそれを追い求めないわけにはいかない。私たちはその呪われた宿命を背負いながら生きていくしかないのだ。 ああ、それにしてもこの本は長すぎた。
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「実存をめぐる科学・哲学的探索」ということで、科学の方は理解できるが、哲学のほうが何を言ってるのかさっぱり分からなかった。頑張って最後まで読んだのに。
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