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物語ること、生きること
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物語ること、生きること

上橋菜穂子【著】, 瀧晴巳【構成・文】

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物語ること、生きること

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/10/17
JAN 9784062185684

物語ること、生きること

¥220

商品レビュー

4.3

60件のお客様レビュー

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2024/11/05

上橋菜穂子さんがどのようにして素晴らしい作品たちを生み出していったのか。こちらを読んで、ルーツを知れたのが嬉しかったです。 影響を受けた本や学んできた事を知り、ここからバルサやエリンや小夜が生まれたのだと、とても不思議な気持ちになりました。素敵な作家さんであることが大変良くわかる...

上橋菜穂子さんがどのようにして素晴らしい作品たちを生み出していったのか。こちらを読んで、ルーツを知れたのが嬉しかったです。 影響を受けた本や学んできた事を知り、ここからバルサやエリンや小夜が生まれたのだと、とても不思議な気持ちになりました。素敵な作家さんであることが大変良くわかる本でした。 「境界線の上に立つ」登場人物が多い事への疑問も解消できた気がします。

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2024/06/16

文化人類学者でもある作者の鋭い感受性、五感を刺激する平易で具体的な言葉遣いがどのように育まれたのかが、とても優しい言葉で沁み込んできます。 永遠と一瞬、語られるものと語りえぬものなど、絶えず大きな視点を意識されているからこそ、壮大な物語が生まれてくるのだなぁ、と感じ入りました。

Posted by ブクログ

2024/02/16

独特の世界観の物語を紡ぐ上橋菜穂子が、どのようにして作家になったのか、物語をどうやって紡ぐのかという、質問に対して答えるために、インタビューを受けて、ライターがまとめた本。 子供の頃の最初の思い出、祖母が語る話が原点であり、作家になりたいがどうやってなればいいのか自分も悩んでい...

独特の世界観の物語を紡ぐ上橋菜穂子が、どのようにして作家になったのか、物語をどうやって紡ぐのかという、質問に対して答えるために、インタビューを受けて、ライターがまとめた本。 子供の頃の最初の思い出、祖母が語る話が原点であり、作家になりたいがどうやってなればいいのか自分も悩んでいたこと、また、そういう人に向け、巻末には自分が読んできた本が紹介されている。 作家を目指すために文化人類学の道に入り、作家になることを諦めていた頃、学者としても作家としても道が開けた話なんかは、いつの間にか読み手も、応援する気持ちになり、本当によかったと喜んでいる自分がいた。 強さへの憧れや、フィールドワークの話、古武術を習いにいったりなど、自分的には上橋菜穂子の意外な一面を知ることができた。それが守人シリーズのバルサに反映されているのだなと。彼女の描くファンタジーは、実際には、どこにも存在しない国、人なのだが、地に足がしっかり着いていて、共感する部分が多い理由も作家自身の生き様や考え方を知ると納得がいく。 アボリジニの子供が学校でカンニングが多い理由が、自分だけがいい点を取るのではなく、仲間にシェアして同じ点を取ったほうがいいという考えや、経験は大事だが、人と違うことをたくさんするのがいいというのではなくて、人と同じことをしていながら、違うものを感じ取ることが大切だという話が、とても印象に残った。

Posted by ブクログ