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東京多磨霊園物語 時代を彩ったあの人びとに出会う
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東京多磨霊園物語 時代を彩ったあの人びとに出会う

立元幸治(著者)

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東京多磨霊園物語 時代を彩ったあの人びとに出会う

定価 ¥2,860

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明石書店
発売年月日 2013/09/28
JAN 9784750338996

東京多磨霊園物語

¥550

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2017/08/24

毎年、この時期は戦争関連の作品を立て続けに読むのが恒例な のだが、今年はお盆に合わせてって訳でもないが霊園散策エッセイ である。 東京都府中市と小金井市にまたがる日本初の公園墓地・多磨霊園 には日本の近現代史に名を残した人々が多く眠っている。本書は 著者が設定したテー...

毎年、この時期は戦争関連の作品を立て続けに読むのが恒例な のだが、今年はお盆に合わせてって訳でもないが霊園散策エッセイ である。 東京都府中市と小金井市にまたがる日本初の公園墓地・多磨霊園 には日本の近現代史に名を残した人々が多く眠っている。本書は 著者が設定したテーマに沿って、それぞれにふたりの人物の墓を 訪れ、人物に思いを馳せている。 明治以降の近現代史は好きだし、評伝もよく読む方だがその人が 亡くなった後にどこに眠っているかまでは思い至らなかったわ。 私の敬愛するジャーナリスト桐生悠々は多磨霊園に眠っていたのか。 著者ではないけれど「ここに居られたのですか」って感じだわ。没後 50年に建てられたという墓碑には「蟋蟀(こおろぎ)は 鳴き続けたり   嵐の夜」との悠々自身の句が刻まれている。 嵐の時代に反軍・反戦を貫いた悠々らしい句だと思う。 連合艦隊司令長官の東郷平八郎と山本五十六の墓が隣同士で並ん でいるのなんてまったく知らなかったし、軍部の予算増額要求を撥ね 付け2.26事件で暗殺された高橋是清と軍部主導の日本の行く末を 憂いながら亡くなった最後の元老・西園寺公望もここに眠っている。 そして、岡本一平・かこ子夫妻にその子供である岡本太郎。芸術一家 であり、不思議な関係の家族であるのは知ってはいたがお墓もユニーク。 墓域の右手には「太陽の塔」を思わせる一平の墓と、観音様が彫られた 妻かの子の墓が並び、左手には両親の墓を眺めるように両手で顔を 支える太郎の墓がある。この岡本家の墓は全体が芸術的だ。 もう見に行きたいお墓が多すぎるわ。著者はご自宅が多磨霊園に 近いらしく、散策場所として気軽に訪れられるらしいが我が家から 多磨霊園は遠いのよ。ちょっとした小旅行になってしまう。 それにしても、多くの著名人が眠る霊園だね。東大総長を務めた南原 繁に矢内原忠雄、天皇機関説の美濃部達吉、「サザエさん」の長谷川 町子に「のらくろ」の田川水泡、「ルパン三世」の声優・山田康雄に女優・ 岸田今日子。 アフガニスタンにマスードのお墓参りに行きたいなんて言っている場合 ではなかった。まずは多磨霊園に行かなくちゃ。桜の季節が美しいら しいから、2泊3日くらいで霊園散策がいいかもな。 そうして、著者のようにそこに眠る人たちに思いを馳せてみたい。 尚、同じ著者で青山霊園篇もあるらしいので、そのうち探そう。

Posted by ブクログ