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刺青殺人事件 新装版
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刺青殺人事件 新装版
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商品レビュー
4.1
24件のお客様レビュー
背中に大蛇丸の刺青を彫った女が密室となった浴室で殺され、しかもその胴体はどこかに持ち去られていた。明智小五郎、金田一耕助とならぶ日本三大探偵のひとり、神津恭介のデビュー作。(しかしその登場は終盤まで焦らされる) 刺青に魅入られた医学博士や女の情夫、刺青にまつわる迷信など、戦後間...
背中に大蛇丸の刺青を彫った女が密室となった浴室で殺され、しかもその胴体はどこかに持ち去られていた。明智小五郎、金田一耕助とならぶ日本三大探偵のひとり、神津恭介のデビュー作。(しかしその登場は終盤まで焦らされる) 刺青に魅入られた医学博士や女の情夫、刺青にまつわる迷信など、戦後間もなくという時代とあいまって妖しく耽美的なストーリー。 ちなみに、本バージョンは大幅に書き直されて1953年に刊行された改稿版。1948年に刊行された初稿版は、『初稿・刺青殺人事件』として扶桑社より出版されている。
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マジでやられたミステリ リスト作品 いにしえの単行本を持っていたけど通読する前にやむなく処分してしまった悲しい記憶があるタイトル 内容についての記憶は全くない 「イレズミ」じゃなくて「シセイ」 高木彬光作品は「破戒-」「人形-」に次いで3作目 読もう読もうと思っているうちに積...
マジでやられたミステリ リスト作品 いにしえの単行本を持っていたけど通読する前にやむなく処分してしまった悲しい記憶があるタイトル 内容についての記憶は全くない 「イレズミ」じゃなくて「シセイ」 高木彬光作品は「破戒-」「人形-」に次いで3作目 読もう読もうと思っているうちに積読が角川版、扶桑社版、光文社版、の3冊になる 読みやすそうな光文社をチョイス 〜ざっくりあらすじ〜 刺青を剥ぎ取られた死体が!同様に2人目の犠牲者が! 〜感想〜 二十章の構成 まず第一章から、読んでいて快感を覚えるほどの文章力 刺青への興味がそそられる 気づいてしまったが、作中に!は出てくるけど?は無い 筆者のこだわりか時代的なものか分からないが 会話文か地の文かを問わず、ときどき読解力を求められる ?で終わる文章に慣れきっているんだなと痛感 十四章のラストで 「読者への挑戦」きたー! 犯人と最初の事件の遺体が誰なのかはおぼろげに分かったけど詳細はよ そして十五章で神津恭介が本作初登場という完璧な流れ ぶっちゃけこの人忘れてました 研三が探偵役になりそうだったし 犯人と対峙する場面からの解決語り編 良いです ラストシーンも趣きがあってお洒落感も良い 解説で高木彬光デビュー作だと思い出す 天才かよ 評価点4.5点 辛めで四つ星かな
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明智小五郎、金田一耕助と並ぶ日本三大探偵の一角、神津恭介が初登場する推理小説。 他の二人と比べて全く知名度が高くない理由はなんとなくわかる。小さい頃から秀才で東大出身、身なりもきちんとしていて推理も論理的、いわゆる正統派すぎる探偵。 ただ、推理物としては非常に面白かった。密室...
明智小五郎、金田一耕助と並ぶ日本三大探偵の一角、神津恭介が初登場する推理小説。 他の二人と比べて全く知名度が高くない理由はなんとなくわかる。小さい頃から秀才で東大出身、身なりもきちんとしていて推理も論理的、いわゆる正統派すぎる探偵。 ただ、推理物としては非常に面白かった。密室が物理的また心理的にもトリックになっていて、まさに古き良き本格ミステリー。
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