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図南の翼 十二国記 新潮文庫
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図南の翼 十二国記 新潮文庫

小野不由美(著者)

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図南の翼 十二国記 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2013/09/30
JAN 9784101240596

図南の翼

¥495

商品レビュー

4.6

329件のお客様レビュー

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2026/03/01

ファンタジーからしばらく距離を置いていた人にこそ、静かに響く一冊だと感じました。 『図南の翼 十二国記』は、日常を忘れるほど濃密な世界観と、現実の問いを投げかける物語が同居する作品です。 主人公の珠晶はまだ少女で、経験も知識も十分とは言えません。彼女の言動は、ときに無鉄砲で、危...

ファンタジーからしばらく距離を置いていた人にこそ、静かに響く一冊だと感じました。 『図南の翼 十二国記』は、日常を忘れるほど濃密な世界観と、現実の問いを投げかける物語が同居する作品です。 主人公の珠晶はまだ少女で、経験も知識も十分とは言えません。彼女の言動は、ときに無鉄砲で、危うさすら感じさせます。しかし本作が印象的なのは、その未熟さが万能な正義として描かれない点です。珠晶の率直な問いは、大人たちの成熟した判断や専門性と正面からぶつかり合い、そこに軋轢や誤解が生まれます。 一方で、大人たちは単なる「鈍重な存在」ではありません。長い経験からくる知恵や責任感、そしてそれゆえに凝り固まってしまった思考を抱えています。物語の核心は、珠晶の問いがそれらを否定するのではなく、揺さぶり、対話し、互いに歩み寄った先で、ようやく答えが見えてくる過程にあるように思いました。 珠晶の魅力は、自由奔放さだけでなく、正しさを押しつけない点にあります。未熟だからこそ立てられる問いと、成熟しているからこそ抱え込んでしまった迷い。その交差点で、世界の見え方が少し変わる――その感覚が、この物語を単なる成長譚以上のものにしています。 架空世界を舞台にすることで、現実の価値観や思考の癖をいったん手放し、物事の本質を考え直させてくれます。読み終えたあと、私はこの世界をもっと知りたいと思いました。

Posted by ブクログ

2026/02/22
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十二国記「図南の翼」読了! 約10年ぶりに読み返したけど何度読んでも面白い。主人公珠晶の勝気なところが大好き。珠晶の精神が12歳にしてノブレス・オブリージュを行ってて尊敬する。 旅の中で、危険な黄海への護衛のための頑丘のやり方に反発して頑丘たちのもとを離れるけど、その後に直面する問題や黄朱じゃない人の話を聞いて自分の価値観を改めることができる所に成長を感じ、気付いて行動に移せるところ、見捨てられた人たちを助けるところに王の器を感じる。 珠晶の王を目指す旅をする理由に自分が恵まれている後ろめたさがあり、わかるなあと思った。 室季和のもとを離れる時の珠晶の「あんたが戻る勇気がないと言うなら、勝手にすればいいのよ。あたしだって戻れとは言わないわ。自分の愚かさのつけを支払うことさえできない腑抜けなんて来てもらわなくても結構。────だからって、あたしまで腑抜けにしないで」という台詞が一番好き。 読書自体久しぶりにしたけど、読書体験の楽しさを思い出させてくれる一冊だった。

Posted by ブクログ

2026/02/21
  • ネタバレ

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Audibleで聴きました シリーズで1番好きな物語♡ 12歳の少女、珠晶の成長物語。 初めは生意気な女の子だったけど蓬山への旅で色々な事を経験して大人になっていく。自分、周囲との葛藤があり多くの人をも巻き込みながらお話が進む。

Posted by ブクログ