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図南の翼 十二国記 新潮文庫
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図南の翼 十二国記 新潮文庫

小野不由美(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2013/09/30
JAN 9784101240596

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商品レビュー

4.6

297件のお客様レビュー

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2025/01/15

2025.1.11読了 珠昌はどうしてこんなにもフェアな目線で世の中を見れるのだろう。私は目先のことや、目の前の人に対して、情に流され、優しくしてしまいがちだが、珠昌は、目の前にはいない人や、未来に起きるであろうことまで考えて、人にフェアに接する。それこそが本当に優しい人なような...

2025.1.11読了 珠昌はどうしてこんなにもフェアな目線で世の中を見れるのだろう。私は目先のことや、目の前の人に対して、情に流され、優しくしてしまいがちだが、珠昌は、目の前にはいない人や、未来に起きるであろうことまで考えて、人にフェアに接する。それこそが本当に優しい人なような気がした。 また、群れることでその頭数の分だけ、危険を分散し、自分の身を守ろうとしているという頑丘の言葉がすごく刺さった。 1人だとなんだか不安で、周りに人がいると安心するのは、無意識に、自分ではなく、その人たちに危険が及べばいいと思っていることと、同等なのではないかと考えさせられ、自分の、人間の醜さに驚いた。 そして、黄朱の里の話を聞き、帰る場所があることのありがたみを改めて実感した。 私には、東戸塚という帰る場所がある。 帰るとなんだか安心する、馴染みのある土地がある。そんな場所があるということが、ものすごく幸せなことだということに気付かされた。

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2025/01/06

図南の翼-十二国記-/小野不由美作 今までの中で一番好きかも! 一家に一冊置いて家族全員で読むのが良いのでは…!笑 私の中の陽子を越える人物が出て来ました。 この平和で飽食な日本に住む人たちが、忘れていることがぎゅぎゅっと詰まっていて、何度も胸に手を当てました。 自分の思う...

図南の翼-十二国記-/小野不由美作 今までの中で一番好きかも! 一家に一冊置いて家族全員で読むのが良いのでは…!笑 私の中の陽子を越える人物が出て来ました。 この平和で飽食な日本に住む人たちが、忘れていることがぎゅぎゅっと詰まっていて、何度も胸に手を当てました。 自分の思う「良い」と他人が思う「良い」。自分の「良い」を他人に押し付けていないか。 珠晶も頑丘も猛烈に好き。 人の経験からくる成長って本当に素晴らしいなあ。

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2024/11/17

241117*読了 今作の主人公である珠晶は前々作に数ページだけ登場していて、それを覚えているからこそ結末はそれとなく分かっている。 分かっているはずなのに、これだけおもしろい、それこそが小野不由美さんの手腕。 鼻っ柱の強い十二歳の女の子。 裕福な家に生まれ、王がおらず治安が...

241117*読了 今作の主人公である珠晶は前々作に数ページだけ登場していて、それを覚えているからこそ結末はそれとなく分かっている。 分かっているはずなのに、これだけおもしろい、それこそが小野不由美さんの手腕。 鼻っ柱の強い十二歳の女の子。 裕福な家に生まれ、王がおらず治安が悪くなる一方の供国に住んでいても、自身の身は守られている。 それでも、国をどうにかしたくて、立ち上がる。その向こうみずさ。 自分が同じ境遇ならば、絶対に何もできなかった。苦しむ人々を見て胸を痛めたとしても、自分はこうしてぬくぬくと生きられているのだし、と目を背けたに違いない。 家を飛び出し、強運に恵まれながらも苦難に立ち向かい続けた珠晶の精神はとてつもなく強くて、まぶしい。 珠晶の小生意気さに手を焼きながらも、大人たちだってこの子は只者ではないと思うだろう。 ワンピースでいうところのルフィ。主人公として生まれ、生きていく人。 珠晶はこの先の物語でも登場するのだろうか。 誰よりも信念の強い(気も強い)彼女について、もっと読みたい。また会いたい。 十二国記がこの日本に生まれて、こうして読めることの幸せに感謝。 さて、次巻に取りかからねば、といそいそと本棚に向かう。

Posted by ブクログ

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