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工学部ヒラノ名誉教授の告白 エンジニアが「物書き」になったワケ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 青土社 |
| 発売年月日 | 2013/09/26 |
| JAN | 9784791767267 |
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工学部ヒラノ名誉教授の告白
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商品レビュー
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7件のお客様レビュー
今野先生の文章力と豊富な表現力は小学校から高校までの青年期の良質かつ多量な読書に支えられていると感じた 20 どれひとつを取っても、このようなことが実際にあるのだろうかと思わせる内容であるが、それらの中で最も影響を受けた三冊を挙げよと言われたら、ヴィクトル・ユゴーの 『ああ無情...
今野先生の文章力と豊富な表現力は小学校から高校までの青年期の良質かつ多量な読書に支えられていると感じた 20 どれひとつを取っても、このようなことが実際にあるのだろうかと思わせる内容であるが、それらの中で最も影響を受けた三冊を挙げよと言われたら、ヴィクトル・ユゴーの 『ああ無情』、アレクサンドル・デュマの『岩窟王』、そしてウィリアム・シェイクスピアの 『リア王』だと答えよう。 飢えた妹のためにパンを盗んだがために、一生執念深いジャベル刑事に追われるジャン・バルジャン。無実の罪で一四年にわたってシャトー・ディフの監獄につながれた、エドモン・ダンテスの用意周倒な復讐の物語。そして悪辣・強欲な長女・次女に欺かれ、自ら眼の玉をえぐり出して嵐の中を彷達するリア王。 24 吉川英治や山岡荘八の時代小説、モーリスルフランアガサクリスティーの探偵小説、、夏目漱石森鴎外三島由紀夫などの純文学、デュマバルザックリケンズスタンダールツルゲーネフなどの個展ヘルマンヘッセイロジュマルタン、の青春文学、井上靖のよろめき小説、家の官能小説そしてアンネロ日記などのノンフィクションを手当たり次第に読んだ 25 サマーセットモームの世界10代小説に取り上げられた中で高校を卒業するまでに読まなかったのはヘンリーホールディングのトムジョーンズとトルストイの戦争の平和だけである 189 工学部教授が国際競争で勝利するためには研究者と情報交換を行うことが必須である 海外に出かけなくても一流ジャーナルに発表される一流論文を読めば十分ではないかという人は研究競争の実態を知らない人である 一流の研究者は一流の研究者と切磋琢磨して新しい結果を導く そしてそれが論文の形で公表される頃には先頭集団はおいしい部分を食べ尽くしてさらに先へ進んでいるのである 190 教員の適性に応じた分業システムの導入について 一つの解決策は、誰もが思っているにも関わらず誰も言わない、教員の適性による分業システムを導入することである。大学教員の研究能力には、AAAからAA級、A級を経てB、C級まで大きな違いがある。AAAクラスの研究者が書いた論文は多くの人に読まれるが、C級の研究者が書いた論文を読む人はほとんどいない。AA級の研究者とC級の研究者の間には、100倍以上の開きがある。まともな教員はそれぞれ自分がどのレベルの研究者であるかをよく知っている。 日本の国立大学では、学生がいない研究所に所属する教員を別として、全ての教員が適性に関わらず、管理業務を均等に負担することが原則となっている。世界的な研究者がローテーションで学科主任、キャンパス美化委員、交通問題検討委員などをやらされている一方で、アメリカの大学では優れた事務管理能力を持つ教員が学科主任を長期間引き受ける。アメリカでは、強力な権限を与えられた学科主任が、学科内における細々とした問題を自分の責任で処理する。このため、主任以外の普通の教授は教育と研究に専念することができる。 一方、日本の学科主任は権限がないため、些細なことでも会議に諮った上で決めようとする。この結果、全ての教員が会議に忙殺される。日本の大学はアメリカの大学に比べてはるかに民主的である。 日本の大学では、建前上、全ての教員と能力が同等だということになっている。また、理工系大学では研究が教育や社会貢献よりも上位に置かれる傾向があるため、教員は論文生産競争にしのぎを削っている。論文を量産するよりも、学生に良質な教育を施す方が、大学、ひいては国民にとってはるかに有意義である。我が国の理工系大学が世界的競争に打ち勝つためには、各教員が自分の適性にあった役割分担を行うことが必要なのではないか。研究者が学内交通問題や美化委員など、本来教員がやらなくても良い仕事に煩わされることがないように願う。
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工学部の教授だった著者が、工学部の「語り部」となったいきさつを紹介した本。ヒラノ教授シリーズは多く出版されているが、今回初めて読んだ。かつて世界をリードした日本の製造業を支えたエンジニアの兵站基地が大学の工学部で、その工学部とエンジニアの実態を世間に知ってもうことが目的で語り部と...
工学部の教授だった著者が、工学部の「語り部」となったいきさつを紹介した本。ヒラノ教授シリーズは多く出版されているが、今回初めて読んだ。かつて世界をリードした日本の製造業を支えたエンジニアの兵站基地が大学の工学部で、その工学部とエンジニアの実態を世間に知ってもうことが目的で語り部となっている。スプートニク・ショックで理工系ブームが始まり、多くの優秀な若者が理工系に進み、この分厚いかたまりとなったエンジニアのおかげで日本の製造業は大繁栄したとしており、この説には納得させられる。しかし、製造業により生み出された富はバブルの中で無為に費消され、エンジニアに還元されることはなかったとしており、活躍に見合う処遇を受けられていないことへの義憤も語り部としての使命感の源になっていると思われる。日本の製造業が劣後したのはエンジニアの処遇も含めた経営力にあると私は考えている。現場で多くの努力はされているが、数人のトップの判断で、すべてが虚しいものになる実例を何度も見てきた。そして、兵站基地である大学の工学部の現実の厳しさは本書の中で指摘されており、著者の使命感もより深まるのかもしれない。日本の製造業の将来への心配が頭を擡げるが、著者の経験談や価値観が面白く不安感を緩和してくれる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者の本を何冊も読むと結構重複している。 論文でも同じシリーズだと重複はままあるからしょうがないか。 「1冊しか読まない人のために重要なことは繰り返し書いている」と言い訳が書いてあった(笑)
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