商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2013/09/26 |
JAN | 9784791767267 |
- 書籍
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工学部ヒラノ名誉教授の告白
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工学部ヒラノ名誉教授の告白
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工学部の教授だった著者が、工学部の「語り部」となったいきさつを紹介した本。ヒラノ教授シリーズは多く出版されているが、今回初めて読んだ。かつて世界をリードした日本の製造業を支えたエンジニアの兵站基地が大学の工学部で、その工学部とエンジニアの実態を世間に知ってもうことが目的で語り部と...
工学部の教授だった著者が、工学部の「語り部」となったいきさつを紹介した本。ヒラノ教授シリーズは多く出版されているが、今回初めて読んだ。かつて世界をリードした日本の製造業を支えたエンジニアの兵站基地が大学の工学部で、その工学部とエンジニアの実態を世間に知ってもうことが目的で語り部となっている。スプートニク・ショックで理工系ブームが始まり、多くの優秀な若者が理工系に進み、この分厚いかたまりとなったエンジニアのおかげで日本の製造業は大繁栄したとしており、この説には納得させられる。しかし、製造業により生み出された富はバブルの中で無為に費消され、エンジニアに還元されることはなかったとしており、活躍に見合う処遇を受けられていないことへの義憤も語り部としての使命感の源になっていると思われる。日本の製造業が劣後したのはエンジニアの処遇も含めた経営力にあると私は考えている。現場で多くの努力はされているが、数人のトップの判断で、すべてが虚しいものになる実例を何度も見てきた。そして、兵站基地である大学の工学部の現実の厳しさは本書の中で指摘されており、著者の使命感もより深まるのかもしれない。日本の製造業の将来への心配が頭を擡げるが、著者の経験談や価値観が面白く不安感を緩和してくれる。
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著者の本を何冊も読むと結構重複している。 論文でも同じシリーズだと重複はままあるからしょうがないか。 「1冊しか読まない人のために重要なことは繰り返し書いている」と言い訳が書いてあった(笑)
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141011 中央図書館 今や巨大な貸本屋と化した公立図書館が物書きの生活を奪いかねない、と心配されるヒラノ先生には申し訳ないが、図書館で借りて速読。 本巻では、駆け足の自伝と、ヒラノ先生が研究者人生で出会った白川、後藤という後生、畏友を本に書こうと思ったいきさつ、妻を看取り、そ...
141011 中央図書館 今や巨大な貸本屋と化した公立図書館が物書きの生活を奪いかねない、と心配されるヒラノ先生には申し訳ないが、図書館で借りて速読。 本巻では、駆け足の自伝と、ヒラノ先生が研究者人生で出会った白川、後藤という後生、畏友を本に書こうと思ったいきさつ、妻を看取り、その後の単身老人生活が綴られる。書くことによって生活のペースをつかんでおられるご様子。 経済学の植田和男教授が、もと理系というのは知らなかった。
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