巴里の空の下オムレツのにおいは流れる

石井好子(著者)

• 販売会社／発売会社: 暮しの手帖社
• 発売年月日: 1963/03/12
• JAN: 9784766000283

商品レビュー

2018/03/11

まずは装丁のかわいさにひかれ、BOOK・OFFで購入。題の通りフランスやイタリア、スペイン、ドイツなど、著者が仕事や足袋で訪れたヨーロッパ各国の料理がそのエピソードと共に紹介されている。著者がバターのことをバタといい、そしてバタが好物らしく、だいたいのものにたくさんのバタを使っているので、太るだろうな、でも美味しいだろうな、と何度も思った。おかげで夕飯にサワラのムニエルを作った際、たっぷりバタを入れておいしい出来上がりとなった。
よい本だったが、わたしはやはり日本の料理が好きだ。

2017/09/10

昔から東京の~と共に家にある本。
いまでは日本で普通に食べられるような料理の数々が紹介されていて、？と思ったら書かれたのが1986年との事。
今の食文化は随分豊かになったのだなと思うと共に美味しい世界の料理を日本に持って来てくれた方々に感謝です(笑)

丁寧な作り方も書いてあるので、時折この本を引っ張り出して作ったりしてます。

2017/01/30

タイトルのオムレツに始まり、ハンバーガーにシチューにラタトゥユ…。読んでいると、夕方の素子薄暗い路地にいて、どこからかお母さんが家族の為に作っている料理の匂いが漂ってくる様子が目に浮かぶ。バターの匂いや炒める音、焼ける匂い…いつの間にか口の中には涎が。 今の時期にはちょうど良く、暖かい食べ物ばかりで余計にお腹が空く。