1,800円以上の注文で送料無料

放浪息子(15) ビームC
  • 中古
  • 店舗受取可
  • コミック
  • エンターブレイン/KADOKAWA

放浪息子(15) ビームC

志村貴子(著者)

追加する に追加する

放浪息子(15) ビームC

定価 ¥682

220 定価より462円(67%)おトク

獲得ポイント2P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/26(火)~12/1(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エンターブレイン/KADOKAWA
発売年月日 2013/08/28
JAN 9784047291010

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/26(火)~12/1(日)

放浪息子(15)

¥220

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.5

23件のお客様レビュー

レビューを投稿

2018/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これは、男の子になりたい女の子と、女の子になりたい男の子という2人で1つだった存在が分化(人はそれを成長とよぶ)していく物語だった。表紙を見ればすぐわかることなのに気づかなかった。1巻の2人はうりふたつなのに、14巻の2人はどうみたって別々の人間。女の子の格好をした男の子と、男の子の格好をした女の子なのだ。 だから二鳥くんと高槻さんが恋人になるわけがなかった。 最後に二鳥くんと高槻さんが手をつないだ時、女として生きていくことを受け入れた高槻さんは1人で涙を流していた。そのシーンの見開きの半分では、二鳥くんがあんなちゃんとキスをしている。そして二鳥くんはあんなちゃんに「女の人になりたい」と言う。 これが、2人が分化する最後の地点。ここを境に2人は1人と1人になる。これは2人の終わりであり、1人の始まりの手繋ぎだったんだ。 この地点に至るまで、2人をおし進めたのは、誰かではなく、彼ら自身なのだという事実が切ない。高槻さんが女の子の格好をすることを肯定したのは二鳥くんだった。それゆえ、高槻さんは女の子になり、二鳥くんへの気持ちに気づく。高槻さんは告白し、二鳥くんはそれを断り、高槻さんと二鳥くんは離れていくことになる。最後に手をつないで。 --- 読み終わった後は、切ないとしか言えなかった。高槻さんに感情移入してしまって。その時は気づかなくて、気づくのはふと、突然で、でもその時にはもう手に入らない。それでもあんなちゃんを選ぶ二鳥くんは正しい。その正しさが、現実感を与えているし、切ない。 「ぼくの記録」で終わるのだってそう。分化してしまった二鳥くんは「ぼくたち」じゃないんだ。「彼女とぼくは同志だろうか?」と、ソウルメイトみたいな感じで終わらないのが切ないし、とんでもなく現実だと思う。高槻さんとの時間は、事実としてあるだけ 「片方は男の子になるのをやめた。それだけのこと。」なのだ。 続きが読みたい。めちゃくちゃにそう思った。けど、それは野暮なことなんだ。これが人生なんだし、ここで二鳥くんと高槻さんの記録は終わったのだから。続編があるとしたら、それはまた別の名前の物語だ。 --- とにかくみんないい子で、みんな愛しい漫画だった。高槻さんは、年を追うごとにうじうじに。二鳥くんは、年を追うごとに淡々と。千葉さんは、高槻さんと二鳥くんの特別な関係に嫉妬していたことを客観的に認め、それを自分の宝物みたいに思い、高槻さんのその関係が崩れたという呟きに涙した。 みんな成長していってる。それが本当に愛しい。現実感があるとか書いたけど、現実にこんないい子たちいないよ。絶対に。 とにかく高槻さん大好きなので、高槻さんのその後をどこかで読みたい~。 久しぶりに、夢中になる作品に出会えて嬉しい。

Posted by ブクログ

2014/02/23

最後まであんなちゃんがいい子でよかった。 にとりんと高槻くんの最後がよかった。 高槻くんはもっときれいになっていつか素敵な彼氏が出来るんだろうね。 ホントいい終わり方だった。 長い間追っかけたかいがあった。 寂しくなるなー。

Posted by ブクログ

2013/10/26

思春期の違和感。 変化していく身体に心が動揺する。 理想の自分とは違う現実の自分に絶望する。 与えられた性別を受け入れられないことも、たまにある。 身長が伸び筋肉が付き、ゴツゴツした男の身体に変化していく二鳥くん。 女装が似合わなくなる日も間近です。 それでも、この現実をなんとか...

思春期の違和感。 変化していく身体に心が動揺する。 理想の自分とは違う現実の自分に絶望する。 与えられた性別を受け入れられないことも、たまにある。 身長が伸び筋肉が付き、ゴツゴツした男の身体に変化していく二鳥くん。 女装が似合わなくなる日も間近です。 それでも、この現実をなんとか受け入れ、折り合いをつけ、生きていく。 それが大人になるということなのかなと思います。 最終巻です。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品