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大人のいない国 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2013/08/06 |
| JAN | 9784167838546 |

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大人のいない国
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日本社会が全体として老成し、あるがままの個人を受け容れる寛容さを持つようになった一方で、そのことが個人の「甘え」を助長している側面もありそうだ。「多様性の受容」というのは本来、異なる価値観や意見を積極的に理解し、折り合いをつける営みであり、日本ではそれが「相手を否定しないこと」と...
日本社会が全体として老成し、あるがままの個人を受け容れる寛容さを持つようになった一方で、そのことが個人の「甘え」を助長している側面もありそうだ。「多様性の受容」というのは本来、異なる価値観や意見を積極的に理解し、折り合いをつける営みであり、日本ではそれが「相手を否定しないこと」として形骸化している部分がある。 結果として、対立を避け、深い議論に至らないまま、それぞれの価値観が並列的に共存するだけの状態になっているのかもしれない。ネット社会の影響も大きいだろう。SNSでは、多様な意見に触れる機会が増えたはずなのに、実際にはアルゴリズムの影響で似た価値観の人々とつながりやすくなり、「連隊意識」のようなものが強まりがち。その結果、自分と異なる意見を真正面から受け止めて思考を深める機会はむしろ減り、反対意見をやり過ごすか排除する傾向が強まっているとも考えられる。 つまり、日本社会は全体として老成し、穏やかな受容の姿勢を持つようになったが、それが逆に「個人単位では他者の意見と真剣に向き合わない」という副作用を生んでいるのではないか。大人のいない国、というより「成熟したふりをする国」になっているのかもしれない。 だが、その視点に立つと「大人のいない国」は、反面では理想的な社会のあり方にも見えてくる。本来、大人はパターナリズムにより、未熟な個人や社会を導く役割を担うが、それが不要であるならば、それは「成熟した社会」、大人がいなくても成立する素晴らしさがあるとも言える。 たとえば、スイスのように直接民主制が機能し、個々の市民が自律的に政治や社会に関与する国では、強い大人がいなくてもやっていける面があり、日本もある意味、そうした方向に進んでいるのかもしれない。企業や国家がすべてを管理するのではなく、個々人が「やりたいようにやる」ことを許され、そこに強制的な統制を加えなくても社会が破綻しないならば、それは一種の完成された社会の姿とも考えられるからだ。 ただ、日本の場合、その秩序は「なんとなくの空気」や「同調圧力」によって、指導者を目立たせずに成り立たせている可能性がある。周囲と摩擦を起こさないために深く考えずに従うという消極的な形で成立している。「大人のいない国」を逆説的にポジティブに捉えることもできるが、それが本当に成熟した社会なのか、それとも単に「お互い干渉しないことで成り立っている社会」なのか。 実は会社単位でも、今こうした相互寛容性が、個々の未熟さを増長させながら、物分かりの良い会社然として振る舞っている。 いざ、子供っぽさを認め合う寛容な社会へ。 この題材をポジティブに捉えるか、ネガティヴに捉えるか。内田樹の言説は好きだが、今をネガティヴに捉える思考の一部には首肯しない。両義的だ、というと何も言ってないに等しいだろうか。最近の私はコレである。
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今の私にとって、救いを感じる本でした。 大人になるということは、どういうことか。 大きな声に、一方的な訴えに、ぶつけられる正論に、ただひたすら受け止めて答えなくてはと、へとへとになっていましたが、言葉を発する時にはその先にいる相手に対して敬意を抱くことも大事だし、受け取り方は...
今の私にとって、救いを感じる本でした。 大人になるということは、どういうことか。 大きな声に、一方的な訴えに、ぶつけられる正論に、ただひたすら受け止めて答えなくてはと、へとへとになっていましたが、言葉を発する時にはその先にいる相手に対して敬意を抱くことも大事だし、受け取り方は受け手が選んで良いのだという趣旨のことが書かれていて、肩の荷が下りる思いでした。
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⚫︎対談形式が多いからサクッと読めるね ⚫︎内田さんは日本辺境論は面白かったし、わかりやすくて読みやすい。ゆっくり読めば咀嚼できる丁度いい内容。あ、これ以上いくと無理だなってとこで止まる絶妙な文体。 ⚫︎成熟した大人がいないのは、まあしょうがないのかもなあとか、そもそも自分だって...
⚫︎対談形式が多いからサクッと読めるね ⚫︎内田さんは日本辺境論は面白かったし、わかりやすくて読みやすい。ゆっくり読めば咀嚼できる丁度いい内容。あ、これ以上いくと無理だなってとこで止まる絶妙な文体。 ⚫︎成熟した大人がいないのは、まあしょうがないのかもなあとか、そもそも自分だってなあとか…政治家は国民のレベルを写す鏡だから、結局日本人が成熟していないってこと?でもそれもなんだか安易な自虐論理みたいで嫌だなあ。 ⚫︎内田さん、ネットだとよく炎上しているイメージだけど、本はしっかりしているよね。大学の教授だったこともあり、話が分かりやすい。 ⚫︎なんというか、ちょっと神霊的な話も出てくるけど、それはそれで一つの考え方だし、あまり極端ではないから受け入れやすかった。
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