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境界なき土地 フィクションのエル・ドラード
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境界なき土地 フィクションのエル・ドラード

ホセ・ドノソ(著者), 寺尾隆吉(訳者)

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境界なき土地 フィクションのエル・ドラード

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 水声社
発売年月日 2013/07/18
JAN 9784891769529

境界なき土地

¥2,200

商品レビュー

4.5

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2025/11/22

電気も通らない廃れゆく田舎村の売春宿。経営者であった女が死んでからは、その娘と父親のオカマのダンサーが二人で切り盛りしていた。 オカマを狙うトラックに乗った乱暴な男、村を支配している国会議員。 猥雑な喧騒の中、親子はひしひしと身の危険を感じるのであった…。 見事にまとまった中編...

電気も通らない廃れゆく田舎村の売春宿。経営者であった女が死んでからは、その娘と父親のオカマのダンサーが二人で切り盛りしていた。 オカマを狙うトラックに乗った乱暴な男、村を支配している国会議員。 猥雑な喧騒の中、親子はひしひしと身の危険を感じるのであった…。 見事にまとまった中編。 ドノソの中では猟奇性は薄めだが、十分な読み応えがある。 親子とトラック男の因縁から始まり、トラック男と国会議員の因縁、オカマが売春宿の女と子を成すに至った経緯、そして再び親子の前に現れるトラック男。構成がとても秀逸。 なぜ文学のオカマはこんなにも芸術的魅力があるのだろうか。

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2014/08/10

読み始めてすぐプイグがこの本に影響を受けたのを感じた。ブニュエルが映画化を望んだのも納得の世界観だった。異端・異形者との関係に、同じチリ出身の映画監督ホドロフスキーとも共通するテーマがある。ラテンアメリカ文化の中でも重要な位置の作品のような気がする。一気に読めるのでドノソ入門とし...

読み始めてすぐプイグがこの本に影響を受けたのを感じた。ブニュエルが映画化を望んだのも納得の世界観だった。異端・異形者との関係に、同じチリ出身の映画監督ホドロフスキーとも共通するテーマがある。ラテンアメリカ文化の中でも重要な位置の作品のような気がする。一気に読めるのでドノソ入門としてもよい本であった。赤いドレスのカルメン(カルメンシータ)のようなマニュエルの妖しい魅力にとりつかれつつ、対となるハポネシータがなんだか忘れられない登場人物になった。

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2014/02/02

喚起力に満ちた中編。 住人が去り、いずれ葡萄に土を奪われることが定められた村落。破滅を予感させる4匹の犬。時間が固定されて進まないような老人の余生、娼婦の日常。これらが旺盛なビジュアルイメージを伴って、行間からあふれるよう。 水声社のラテンアメリカ文学の新訳シリーズ「フィクション...

喚起力に満ちた中編。 住人が去り、いずれ葡萄に土を奪われることが定められた村落。破滅を予感させる4匹の犬。時間が固定されて進まないような老人の余生、娼婦の日常。これらが旺盛なビジュアルイメージを伴って、行間からあふれるよう。 水声社のラテンアメリカ文学の新訳シリーズ「フィクションのエルドラード」は、気概を感じるすばらしい仕事だと思う。熱烈支持。

Posted by ブクログ

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