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国家はなぜ衰退するのか(下) 権力・繁栄・貧困の起源
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国家はなぜ衰退するのか(下) 権力・繁栄・貧困の起源

ダロンアセモグル, ジェイムズ・A.ロビンソン【著】, 鬼澤忍【訳】

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国家はなぜ衰退するのか(下) 権力・繁栄・貧困の起源

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2013/06/22
JAN 9784152093851

国家はなぜ衰退するのか(下)

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商品レビュー

3.8

33件のお客様レビュー

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2026/01/24

研究は膨大なため、途中様々な国、それも普段触れない国の細かな歴史が紹介されるため、興味を保つのが難しい。ただ、本研究で明らかにしようとしている仮説は興味深く、示唆に富む。末尾の解説が丁寧であり、理解が深まった。解説にあるとおり、筆者の見解は多くの失敗した試みが登場し、また昨今の脆...

研究は膨大なため、途中様々な国、それも普段触れない国の細かな歴史が紹介されるため、興味を保つのが難しい。ただ、本研究で明らかにしようとしている仮説は興味深く、示唆に富む。末尾の解説が丁寧であり、理解が深まった。解説にあるとおり、筆者の見解は多くの失敗した試みが登場し、また昨今の脆弱な民主主義やトランプ、習近平、プーチンのような独裁への執着が見られる中では、悲観的なメッセージに映る。それでも炙り出した真実は、包括的な政治経済制度を目指す人々に自信を与えるものであり、今一度この提示を噛み締めて世界を俯瞰的に見れるようになりたいと思う。

Posted by ブクログ

2026/01/17

2013年刊行。 MIT教授(経済学)のダロン・アセモグルと、ハーバード大教授(政治学)のジェイムズ・ロビンソンによる共著。 「なぜ世界には経済的に成功した豊かな国々と、長年貧困に苦しむ国々に分かれるのか?」の疑問に答えることを目指した本。 発刊直後から世界的に好評を集めてい...

2013年刊行。 MIT教授(経済学)のダロン・アセモグルと、ハーバード大教授(政治学)のジェイムズ・ロビンソンによる共著。 「なぜ世界には経済的に成功した豊かな国々と、長年貧困に苦しむ国々に分かれるのか?」の疑問に答えることを目指した本。 発刊直後から世界的に好評を集めている本書だが、ボリュームは多い。 文章は比較的平易で、数式やモデルは割愛した一般読者向けの内容なので読みやすい。ただ、ひたすら同じ主張を、古今東西の多様な事例を用いて繰り返す構成になっているので、冗長。完読するには根気が必要だった。 著者らの主な主張は最終章に網羅されているので、これを読めば正直十分。 本書の内容を簡単にまとめる。 まず、政治と経済の体制には、包括的(inclusive)と収奪的(extractive)の二通りが存在する。 包括的政治制度とは、政治権力を幅広く多元的に分配し、ある程度の中央的集権化を達成できて、その結果、法と秩序、確実な所有権の基盤、包括的市場経済が確立されるような制度である。 収奪的政治制度は、権力を少数の手に集中させ、その少数が自らの利益のために収奪的経済制度を維持・発展させることに意欲を燃やすような制度を指す。 所有権を強化し、平等な機会を創出し、新たなテクノロジーとスキルへの投資を促す包括的経済制度は、収奪的制度よりも経済成長につながりやすい。 収奪的制度は多数の持つ資源を少数が搾り取る制度で、所有権を保護せず、経済活動へのインセンティブも与えないからだ。 それぞれの制度はともに循環を生む。収奪的制度から抜け出すのは容易ではない。 しかし、それらは絶対的ではなく、決定的な岐路(14世紀のペストや産業革命など)によって移行がもたらされる場合がある。 既存の制度のわずかな違いが、大きな変化を生むのだ。 その上で、より包括的な制度への移行には、多様な社会集団が、その多様性を維持したまま、現支配者を打倒するための「連合」を首尾よく組むことが必要である。 仮に電撃的な体制転覆が成ったとしても、特定の個人や同質的集団が権力奪取の主体となるのであらば、相変わらずの権力私物化に立脚した収奪的政治の再生産となる危険が高いというわけである。 以上が本書のおもな主張である。 これらが多様な実例を引用して解説され、さらにこれまで貧困国と繁栄国の差異を説明してきた多くの説(地理説、文化説、指導者の無知説など)に反駁していく。 非常に興味深い内容で腹落ちできたが、冒頭に述べた通り、非常にボリュームが多い。 また、本書内で展開される近代中国史と、本論を踏まえた今後の展開の予測は一読に値すると思う。 時間に余裕がある時に読み、教養として身につけたい一冊。

Posted by ブクログ

2025/11/02

興味深い内容だったが、久々の翻訳ものは、読むのに苦労してしまった。 とりあえず、選挙には行かないとと思った。

Posted by ブクログ