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国家はなぜ衰退するのか(下) 権力・繁栄・貧困の起源
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国家はなぜ衰退するのか(下) 権力・繁栄・貧困の起源

ダロンアセモグル, ジェイムズ・A.ロビンソン【著】, 鬼澤忍【訳】

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国家はなぜ衰退するのか(下) 権力・繁栄・貧困の起源

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2013/06/22
JAN 9784152093851

国家はなぜ衰退するのか(下)

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商品レビュー

3.9

26件のお客様レビュー

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2022/03/01

2022年3月「眼横鼻直」 https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/library/plan-special-feature/gannoubichoku/2022/0301-11308.html

Posted by ブクログ

2021/06/07

豊富な事例研究ができます。しかし、上を読めば事足りると思う方や、最終的に偶発性や成り行きを結論にもってくることに対し非科学的と感じる方もいるかもしれません。

Posted by ブクログ

2017/06/25

社会の繁栄と貧困の差は、政治と経済の制度の違いによって生まれたと説明する。 多数の資源を少数が搾り取る収奪的制度では、所有権が保護されず、経済活動のインセンティブも与えられない。少数は、自らの利益のために収奪的制度を維持し、手に入れた資源を利用して政治権力を強固にする。収奪的制...

社会の繁栄と貧困の差は、政治と経済の制度の違いによって生まれたと説明する。 多数の資源を少数が搾り取る収奪的制度では、所有権が保護されず、経済活動のインセンティブも与えられない。少数は、自らの利益のために収奪的制度を維持し、手に入れた資源を利用して政治権力を強固にする。収奪的制度の下でも、政治的中央集権化化によって、ある程度の成長が可能だが、創造的破壊によるイノベーションが起こらないため、成長には限界がある。また、政治権力をめぐって闘いが発生するため、社会は不安定になる。 包括的政治制度では、政治権力が幅広く配分され、法と秩序、所有権の基盤、包括的市場経済が確立される。有史以来、収奪的制度がごく普通だったが、14世紀のペスト流行、大西洋貿易航路の開通、産業革命といった歴史的な決定的岐路において、既存の制度との相互作用によって包括的制度が生まれた。 今後、収奪的制度下でも政治的中央主権下で成長しそうな国は、アフリカではブルンジ、エチオピア、ルワンダ、タンザニア、ラテンアメリカでは、ブラジル、チリ、メキシコなど。中国は、持続的成長をもたらさないため、いずれ活力を失うと予測する。 本書は、ポール・コリアー、ウィリアム・イースターなどから称賛されているが、ジェフリー・サックスは単純な制度決定論と批判している。 近代化とは、収奪システムから普遍システムへの移行であるという説明は、今まで読んだ本の中で一番わかりやすかった。

Posted by ブクログ

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