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流れ行く者 守り人短編集 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2013/07/29 |
| JAN | 9784101302836 |

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商品レビュー
4.2
157件のお客様レビュー
守り人シリーズ短編集。表題作を含む四篇収録。 こういう、外伝のような短編集って、シリーズ完走した人へのご褒美みたいなものだよね。また大好きな世界に浸れるとともに、本編では知り得なかった登場人物たちの素顔を見ることができる。 解説で述べられているように、どんな人だって「みんな共...
守り人シリーズ短編集。表題作を含む四篇収録。 こういう、外伝のような短編集って、シリーズ完走した人へのご褒美みたいなものだよね。また大好きな世界に浸れるとともに、本編では知り得なかった登場人物たちの素顔を見ることができる。 解説で述べられているように、どんな人だって「みんな共に生きていていい。誰の居場所も奪わない」世界がある。そう思わせてくれるから、若い人にこそ読んで欲しいシリーズだなあと思う。学校の授業で「守り人」っていう科目作ればいいとさえ思うよ!「「あたりまえ」からはみ出した者や追い詰められている者達への救済」という「ホイ」の思想をはじめ、シリーズ内で描写されているさまざまなことを知ってほしい。 各篇どれも終わり方がいい。もう少し読みたかった!あの後どうなったんだろう?と尾を引かせて想像を掻き立てる終わり方。憎いね! 短編集の構成もさ、ヨゴで始まりヨゴで終わる、みたいなのがいいよね!流れ行くけど、ちゃんと帰ってきてくれるんだよ、バルサは。 以下、細かく感想。 「浮き籾」 幼いタンダのお話。バルサが少しお姉さんで、背伸びをしている様子や、タンダが昔っから優しくて、他の人間だけじゃなく動物や草木にまで心を砕ける性格であることがありありとわかる一篇。 タンダもバルサも可愛くていじらしくて…。 「ラフラ(賭事師)」 ロタで過ごす幼いバルサのお話。これねえ、あとがきで、読者からなぜあのような最後なのか分からないというお便りが結構来たらしいのよね。わかる。ちょっと難しいもん。でも上橋菜穂子自身が「わからなかった、というその気もちを、心に刻んでいてくれるかもしれない」それが「うれしい」と言っているので…心に刻んでいきたいなと思う。若い読者じゃないけどね! 「流れ行く者」 表題作。若いバルサとジグロのお話。バルサにとって、大きな転機となる時期を描いていて、思春期のバルサと、ジグロの葛藤も垣間見えて、モダモダしてしまう。クソデカ感情すぎて感想書けない!(ポンコツ) 「寒のふるまい」 タンダ少年のお話。掌編。たった三ページの短いお話なのに、タンダの心の動きがよくわかって読んでいてニコニコになってしまう。 なんかさ、バルサが用心棒として生きて行く、生き延びて行くために必要なスキルを教えてくれる人がいて、でもその人も清濁色々ある人間で…というところがほんと、上手いし面白いしリアルだなーと思うよね。
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守り人シリーズ本編へとつながる前日譚。 幼いバルサが出会うさまざまな立場で「流れゆく」人々の人生。 悲しみや諦め、それでも続いていく再生の物語に、深く読み込んでしまった。 再読なのに、前よりずっと心に残るのは、たぶん私が大人になったから。
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4作が収録された短編集。バルサとタンダの子ども時代の話が中心で興味深ったです。特にバルサの育ての親であるジグロは本編では既に亡くなっており、登場回も少なかったので、生前の活躍を知ることができて嬉しい。
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