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冬のフロスト(上) 創元推理文庫
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冬のフロスト(上) 創元推理文庫

R.D.ウィングフィールド【著】, 芹澤恵【訳】

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冬のフロスト(上) 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2013/06/29
JAN 9784488291068

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商品レビュー

4.3

34件のお客様レビュー

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2023/04/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

今回も、問題山積なフロスト警部。 ただでさえ事件いっぱいで大変なのに、ウェールズ産の芋にいちゃん(BYフロスト)なモーガン刑事の面倒も見なくちゃいけなくなってる。 どこの署でも使い物にならなくてデントンに回されてきたらしい彼。 仕事の要領悪いは、報告しないわ、勝手なことするわ。 ただでさえ使えないのに、若い女性のお尻は追いかけるわ。 事件解決するにあたって大事な事がどんなことなのかを理解していないっぽい。 見てて、ほんとうにどうしようもない位面倒ばっかり起こしてくれる。 でも、フロストは、なんだかんだいいながら、面倒見てるんだよね。 とんでもない事起こしても、絶対見捨てない。 全く学習しないのに。 フロストの懐の大きさがうかがいしれます。 交通課の巡査からも、信頼されてたね。 むさくるしいし、小汚いし、下品だし。 そんなフロストが、シリーズ重ねる度に、どんどん格好良く見えてくる。 実際、良い人だと思う。 マレットみたいな上司の下で働く場合、中間管理職でフロストのような人がいてくれれば、なんとか頑張れる、そんな気がする。 リズとバートン、良い関係になってた。 のに、喧嘩してるっぽい。 そして、リズ・・・ そんな大事な事、一人で決定して・・・いいのか? と心配になっています。 病院行ったけど、実際には、処置しないで帰って来たってことはないのかなぁ・・・ バートン、絡んでこないんだよね・・・ 下巻で絡むか? デントンは相変わらず売春婦と少女が被害者になっています。 そして、一つの事件を捜査していると、次から次へと別の事件が起こるのも、デントンでは日常茶飯事。 頑張れ、フロスト。頑張れ、デントン署のみんな。 (マレット除く) マレットは、本当にどうしようもない上司なんですけど、なんで署長になれたんですか? やっぱり、人の功績を奪って自分のものにした結果なんですか? 少女殺害の本星と思われた人物が拘留中に自殺。 フロスト絶体絶命。 どうなっちゃうんだ? と気になる所で下巻に続く。 しかしだな、 怪盗枕カバーって ネーミングがwww

Posted by ブクログ

2022/06/19

今回の相棒はウェールズの芋にいちゃん。非常にどんくさく女に目がなくしくじったり遊んでサボってばかり。 終盤今までのシリーズの中にはなかった展開。どうなるフロスト警部。

Posted by ブクログ

2021/01/26

自分にとってイギリスの正統派ミステリはなじみが薄いが、この作品は別格で世界を代表する警察小説の金字塔だと勝手に思っている。 主人公のフロスト警部は風采が上がらない、行き当たりばったりのいい加減なオヤジ。 更にセクハラたっぷりの下品なトークの連発となれば、ユーモアを通り越して引いて...

自分にとってイギリスの正統派ミステリはなじみが薄いが、この作品は別格で世界を代表する警察小説の金字塔だと勝手に思っている。 主人公のフロスト警部は風采が上がらない、行き当たりばったりのいい加減なオヤジ。 更にセクハラたっぷりの下品なトークの連発となれば、ユーモアを通り越して引いてしまう場面も多い。 しかし、知らないうちにこの人物の魅力にぐいぐい引き込まれてしまうのが不思議だ。 気づいたときには上下巻1000頁を一気に読まされてしまうのだ。 本国イギリスでは1984年の『クリスマスのフロスト』からシリーズが始まり、現在2008年に発表された『A Killing Frost』までが出ている。 シリーズは『A Killing Frost』で完結となる。その理由は著者のウィングフィールドが2007年に亡くなっているからだ。邦訳は2020年以降となるという情報もあり、いつの日か原書版のペーパーバックに挑戦してみようかとひそかに思っている。 ともあれ、パワフルで、下品で、やさしくて、人情味があって…そして哀愁が漂うフロスト警部。 猛烈に忙しい主人公の魅力に、どっぷりとはまらせてもらった。

Posted by ブクログ

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