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ドゥルーズの哲学原理 岩波現代全書001
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2013/06/20 |
JAN | 9784000291019 |
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ドゥルーズの哲学原理
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
一読しただけでは、読後において不明なモノが増えるばかりであるもの仕方ないのだろう。 1章で述べられる哲学研究のスタンスに則った叙述のありようは、著者本人に関しても単なる翻案家という踏み越えるべき領野の先にあって 研究者としての業績の築き方がかくあるべきであると提示するような内容...
一読しただけでは、読後において不明なモノが増えるばかりであるもの仕方ないのだろう。 1章で述べられる哲学研究のスタンスに則った叙述のありようは、著者本人に関しても単なる翻案家という踏み越えるべき領野の先にあって 研究者としての業績の築き方がかくあるべきであると提示するような内容に感じられた。 より身近に感じられるテーマの著作もあるようだが、人文における探究の道の奥深さを感じられたことの意義は、その内容自体を嚥下するに至らずとも1冊の本に立ち向かうことを力強く後押ししてくれる。
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40%くらいしかおそらく理解できなかったが、 國分先生の記述はやはり分かりやすい。 とても参考になった。
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政治的なドゥルーズと非政治的なドゥルーズがいる、みたいな冒頭から、ええええ?と驚く。 多分、わたしは「政治的なドゥルーズ」という理解しか、なかったな。これまで、読んだドゥルーズの入門書や概説書でも、だいたいそんな感じだったので、自分の理解がそんなにずれてないつもりだった。 著...
政治的なドゥルーズと非政治的なドゥルーズがいる、みたいな冒頭から、ええええ?と驚く。 多分、わたしは「政治的なドゥルーズ」という理解しか、なかったな。これまで、読んだドゥルーズの入門書や概説書でも、だいたいそんな感じだったので、自分の理解がそんなにずれてないつもりだった。 著者は、ドゥルーズは基本ある哲学者について語っていて、その語っているのが、自分の哲学なのか、語っている哲学者なのかは判然としない、そして、ドゥルーズと、ドゥルーズ=ガタリを連続性をもって捉えるのは違うとある意味当たり前のことを主張する。 それはそうだよね、と思って、読み進めていくと、わたしの前には全く読んだことのないような哲学者ドゥルーズがあらわれてくる。が、正直、この哲学者はなにを問題にしているかすら理解できない、他者なんだよね〜。 知っていると思っていることがひっくり返るスリルがあると同時に、自分にとってはあまり関係ないことを気にしている哲学者という感じもあって、なかなか読み進められない。 と細かい議論は???であるが、とりあえず読み進め、いよいよドゥルーズとドゥルーズ=ガタリの関係について議論している4章になって、わからないなりに、おお!と目がさめる感じ。 さらに、5章は、フーコーの権力論に対するドゥルーズの批判、そしてドゥルーズ=ガタリの「アンチ・オイデプス」「千のプラトー」に展開して、とてもエクサイティング。 なるほど、そういうことを言っていたわけね、と「哲学原理」にもとづいて、一貫したものとして、頭に流れ込んでくる。 はやく「ドゥルーズ=ガタリの哲学原理」がでるといいな〜。
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