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撃てない警官 新潮文庫
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撃てない警官 新潮文庫

安東能明【著】

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撃てない警官 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2013/05/28
JAN 9784101301525

撃てない警官

¥110

商品レビュー

3.5

24件のお客様レビュー

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2026/01/31

連作短編。警察小説なんだけど主人公が出世欲の強いノンキャリアの総務畑を歩いてきた警部で、左遷されるエピソードから始まるってのが異色でなかなか面白い。最初は自分を左遷した上役への復讐を目指すんだけど、所轄でさまざまな事件に遭遇して捜査などを経験し、まあ要は知らず知らずのうちに警官と...

連作短編。警察小説なんだけど主人公が出世欲の強いノンキャリアの総務畑を歩いてきた警部で、左遷されるエピソードから始まるってのが異色でなかなか面白い。最初は自分を左遷した上役への復讐を目指すんだけど、所轄でさまざまな事件に遭遇して捜査などを経験し、まあ要は知らず知らずのうちに警官として再生していくところが描かれてるんだよね。それを本人が意識しないながら少しずつ感じていて、ラストでは直接の復讐は思いとどまるって構成。 それぞれの短編がコンパクトにミステリとして成立しててとてもうまい。読者にうまくヒントを散りばめて、あ、そういうことじゃない?って先に気づかせてくれるような作りに思えた。これが何度もあるので、単に俺の勘が鋭いだけではなさそう。なかなか面白かった。

Posted by ブクログ

2025/06/11

部下の拳銃自殺を契機に綾瀬署に左遷された主人公の柴崎。本庁への復帰と自らを陥れた上司への復讐を誓いつつ、様々な事件と向き合っていく。実際の刑事ではないので事件自体を担当するのではなく、刑事が関わった事件をその人物の描写から浮き彫りにしていく。その点では面白さがあったのだが、柴崎の...

部下の拳銃自殺を契機に綾瀬署に左遷された主人公の柴崎。本庁への復帰と自らを陥れた上司への復讐を誓いつつ、様々な事件と向き合っていく。実際の刑事ではないので事件自体を担当するのではなく、刑事が関わった事件をその人物の描写から浮き彫りにしていく。その点では面白さがあったのだが、柴崎のキャラ付けにあまり好感が持てなかった。本作では事件に向き合うというより本庁への復帰を目指すためにどう動くか、に視点が置かれているのでじめっとした読み口だったのが気がかりであった。

Posted by ブクログ

2021/07/22

警視庁警備部の係長、三十代にして警部とうエリートコースに乗っていた主人公の柴崎令司が、不祥事を理由に綾瀬署に左遷させられる。捜査部門の経験が殆どないままいきなり所轄の総務部門にて奮闘する連作短編集。柴崎令司シリーズの一作目。 出世欲があり本庁への返り咲きを狙う柴崎のキャラは、正直...

警視庁警備部の係長、三十代にして警部とうエリートコースに乗っていた主人公の柴崎令司が、不祥事を理由に綾瀬署に左遷させられる。捜査部門の経験が殆どないままいきなり所轄の総務部門にて奮闘する連作短編集。柴崎令司シリーズの一作目。 出世欲があり本庁への返り咲きを狙う柴崎のキャラは、正直共感しにくいしあまり魅力的ではない。だが、上司である捜査畑出身の助川副署長の元で、捜査のコツや面白さに気づいていく成長物語の様相がなかなか面白い。連作短編という形式のなので、柴崎は様々な事件に関わることで経験を積んでいく流れである。 本作の一編である『随監』は日本推理作家協会賞短編部門受賞作。

Posted by ブクログ

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