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別れの時まで 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2013/04/05 |
JAN | 9784094088113 |
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別れの時まで
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
いつもミステリーばかりなので、たまには恋愛小説でも思って読んだ作品。 序盤は引き込まれるような入りだったが、途中から少しサスペンス要素が入り込み、刑事やら公安やら、ややきな臭い展開に移っていった。 そしてそれと同じくして、ところどころ首をかしげたくなるような登場人物たちの言動が目...
いつもミステリーばかりなので、たまには恋愛小説でも思って読んだ作品。 序盤は引き込まれるような入りだったが、途中から少しサスペンス要素が入り込み、刑事やら公安やら、ややきな臭い展開に移っていった。 そしてそれと同じくして、ところどころ首をかしげたくなるような登場人物たちの言動が目につくようになってきた。 例えば、よく知らない土地で気になった人物を見かけたシーンで、自分と知人の子供をほとんど素性のわからない男に預けて車で追跡するとか、「それはオカシイやろ」と言いたくなるような場面や会話が、少なくなかった。 最たる例は、エンディング。なぜああいう結末に至ったのか、さっぱりその心理が理解できないし、あまりに唐突すぎると思う。 退屈せず読めたので、星3つは付ける。
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- ネタバレ
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編集者の松永は、母の手記に応募してきた毛利伊都子と出会い恋に落ちた。 互いに片親ということもあり、松永と娘の早紀と伊都子と息子の隆はなんの問題もなく交流を深めていた。 その矢先、松永は隆の父親である三田という男の行方を追っているという警察に伊都子の行動について捜査協力を迫られる。 好きな女である伊都子にたいする思いと、彼女に直接聞くこともできずに三田の存在を周囲に触れ回る自分との葛藤。 前半がどういう話になるのか展開が読めず、ずいぶんとだらだら読んでしまった けれど 警察が出てきたあたりから午前中だけで読み終えた。 三田は最終的に自分で松永の前に姿をあらわして警察に逮捕されるわけなんだけど 逮捕直前に青酸カリ自殺しちゃう感じ。 キレイな女の裏にはなにかあるってわけね。
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久々に蓮見さんの小説を読んだ。 ベストセラー”水曜の朝~”以来の長編恋愛小説。 しばらく恋愛ものから遠ざかっていた分、期待して読みました。 はて、蓮見さんの文体ってこんなに、「まどろっこしい」感じだったけ? と思いながら読んでいたのですが、当人が元編集者だからか、それとも個人好み...
久々に蓮見さんの小説を読んだ。 ベストセラー”水曜の朝~”以来の長編恋愛小説。 しばらく恋愛ものから遠ざかっていた分、期待して読みました。 はて、蓮見さんの文体ってこんなに、「まどろっこしい」感じだったけ? と思いながら読んでいたのですが、当人が元編集者だからか、それとも個人好みか、余計な抽象的描写は省かれていて、淡々と内容が進み、読むスピードが段々と早くなっていく、とどのつまり、夢中になった次第なのです。 大人の、しかもバツ1・子持ち同志の恋愛ですが 身も心もドップリ浸かりきった重々しいものでない為に、真実味がありましたね。 劇団員の伊都子の元男の素性が素性なだけに、主人公の男は 翻弄されまくっている。 これが悪女を愛してしまった男の顛末なのかと 納得。 しかし内容の端々に、蓮見さんの個人的見解と思わせる部分がチラホラと出てきて、それが面白かった。 たとえば、『相手が作家なら「面白い」、レストランでは「おいしい」、女性には「似合っている」、この三つの単語でほとんどのことがうまくいくのだ。』 『愛していると使っている小説は黙ってボツにしろ』 とか、そんな所々にちょっとワクワクする。 最近の携帯小説によくある、『不治の病』とかにも苦言を呈している部分がありましたね。 なぜが笑った。 最初の「まどろっこしい」印象も結果、全体的にはあっさりと読めるものでした。”泣き”を期待している人には残念ながらお薦めしませんが。 最後の解説はつまらない。
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