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スリランカを知るための58章 エリア・スタディーズ117
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明石書店 |
発売年月日 | 2013/03/28 |
JAN | 9784750337906 |
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スリランカを知るための58章
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スリランカを知るための58章
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
スリランカについて、日本はこんなに様々なテーマで関係があるのかと驚いたし、最初関心がなかったテーマについても知れ良かった。 欲を言えば各テーマのページ数が少なくて、もうちょっと知りたかったなぁと思いました。
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『紛争と災害の国』としてのスリランカ。スリランカ行きの飛行機の中で読んだ。世界遺産が綺麗で壮大だから行こうと思ったが、国の事をよく知らないので読んでみた。 16世紀からのポルトガル、オランダ、イギリスの植民地化の歴史によって、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教が混在する...
『紛争と災害の国』としてのスリランカ。スリランカ行きの飛行機の中で読んだ。世界遺産が綺麗で壮大だから行こうと思ったが、国の事をよく知らないので読んでみた。 16世紀からのポルトガル、オランダ、イギリスの植民地化の歴史によって、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教が混在する。 シンハラ族とタミル族の争いによる長く続いた内紛や母国語の扱い。母国語に制定された側が権力を握り、他方は不当な扱いを受けるなど、問題が起きた。現在は、母国語は、シンハラ語とタミル語として制定し、英語をリンクランゲージ(多民族を繋ぐ言語)として制定している。 最後の方のページには、各観光地についても触れてある。 今月、スリランカの港湾を中国が営業権を99年借り受けたけど、これも形を変えた植民地化なのでは。。。現地の人は、大統領が馬鹿だからと言っていた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やっぱりこのシリーズはかなりいい! まさにスリランカを知るための本。58章というか58のレポートが文化人類学者から成る十人前後によって書かれているので、様々な視点からスリランカを知ることができる。 スリランカは面白い国で、宗教は仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教があり、民族はシンハラ、タミル、ムスリム、バーガーなど多宗教、多民族からなる北海道より小さい島である。この複雑な状況に加えてオランダ、ポルトガル、イギリスによる植民地時代と先の内戦を経て今にいたっているようだ。 この本に書かれていることは膨大なので、印象に残った点だけあげると、寛容なイメージある仏教徒がヒンドゥー教徒やイスラム教徒と国内の覇権争いをはじめ泥沼の内戦に発展したのが興味深い。 また、自分が来年から働くバッティカロア県はヒンドゥー教、イスラム教が全体の八割を占めていてということも知ることができた。今回の仕事で自分が一番興味があった世界の宗教観を直接体感できるのは間違いないし、そういう面では最高の環境に身を置くおことができるこの機会に心から感謝したい。 とまぁ、本の内容と関係ないことを記述してしまった・・・ とにかく、このシリーズは最高にいい。 地球の歩き方のようなガイドブックもいいけど、観光以外の面にまんべんなくフォーカスされたこのシリーズは、貴重なよくまとまった情報元であることは間違いない。
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