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天帝のやどりなれ華館
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2013/03/22 |
JAN | 9784344023567 |
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天帝のやどりなれ華館
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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
天帝シリーズ。6作目。 今度はエボラウィルス。東京駅にある老舗国産ホテル。そこに止まった柏木、まり、実花。吐血下血する宿泊者。飛沫はもちろん空気感染するエボラ。これ、コロナ前に書かれたもの。隔離される(というか閉じ込められる)宿泊者たち。まりは、朝から出かけてたため、閉じ込められず。 エボラに侵され死ぬ運命なのになぜか銃殺される3人。で推理大会。自分の人生を奪われた影武者ww 題材がショッキングね。結局由香里なんだがw で、語り手が柏木だから、例のルビだの言い回しがなく、まぁ読みやすいかも。あれはあれでいいけどw
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再読。天帝シリーズ。作品内の時系列としては「果実」の次となる。今作の語り部はいつもの古野まほろではなく修野まり、柏木照穂、峰葉実香のそれぞれの視点で進行していく。本作はパニック小説とサバイバル小説の両面を兼ねているがそれにミステリも備えているという充実ぶり。状況説明や場面描写など...
再読。天帝シリーズ。作品内の時系列としては「果実」の次となる。今作の語り部はいつもの古野まほろではなく修野まり、柏木照穂、峰葉実香のそれぞれの視点で進行していく。本作はパニック小説とサバイバル小説の両面を兼ねているがそれにミステリも備えているという充実ぶり。状況説明や場面描写などが多くミステリとして多少弱い面はあるが、それでもこの奇矯な状況での犯人当てには素直に感嘆した。別作品の「群衆リドル」との繋がりや、あの「虚無への供物」を連想させるような言葉などもありミステリファンならば思わずニヤリとしてしまうかもしれない。
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