天帝のやどりなれ華館 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
天帝シリーズ。6作目。 今度はエボラウィルス。東京駅にある老舗国産ホテル。そこに止まった柏木、まり、実花。吐血下血する宿泊者。飛沫はもちろん空気感染するエボラ。これ、コロナ前に書かれたもの。隔離される(というか閉じ込められる)宿泊者たち。まりは、朝から出かけてたため、閉じ込められず。 エボラに侵され死ぬ運命なのになぜか銃殺される3人。で推理大会。自分の人生を奪われた影武者ww 題材がショッキングね。結局由香里なんだがw で、語り手が柏木だから、例のルビだの言い回しがなく、まぁ読みやすいかも。あれはあれでいいけどw
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再読。天帝シリーズ。作品内の時系列としては「果実」の次となる。今作の語り部はいつもの古野まほろではなく修野まり、柏木照穂、峰葉実香のそれぞれの視点で進行していく。本作はパニック小説とサバイバル小説の両面を兼ねているがそれにミステリも備えているという充実ぶり。状況説明や場面描写など...
再読。天帝シリーズ。作品内の時系列としては「果実」の次となる。今作の語り部はいつもの古野まほろではなく修野まり、柏木照穂、峰葉実香のそれぞれの視点で進行していく。本作はパニック小説とサバイバル小説の両面を兼ねているがそれにミステリも備えているという充実ぶり。状況説明や場面描写などが多くミステリとして多少弱い面はあるが、それでもこの奇矯な状況での犯人当てには素直に感嘆した。別作品の「群衆リドル」との繋がりや、あの「虚無への供物」を連想させるような言葉などもありミステリファンならば思わずニヤリとしてしまうかもしれない。
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東京駅ステーションホテルのスイートフロアで、エボラ出血熱が発生! というトンデモな事態のお話なんだけど、シリーズで一番読みやすかった。 何故なら! まほちゃんが語り手ではないからだ!!wwww
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天帝シリーズだけど、ちょっと番外編という感もあるかな? あ、一作目と二作目の間の物語なのですね。 バイオテロの発生により、封鎖されたホテル。その中で起こる殺人事件。感染の恐怖と殺人者の恐怖と、しかもタイムリミットが来れば軍によって抹殺されてしまうという、そりゃもう救いようのないス...
天帝シリーズだけど、ちょっと番外編という感もあるかな? あ、一作目と二作目の間の物語なのですね。 バイオテロの発生により、封鎖されたホテル。その中で起こる殺人事件。感染の恐怖と殺人者の恐怖と、しかもタイムリミットが来れば軍によって抹殺されてしまうという、そりゃもう救いようのないスリリングすぎる状況。それなのに冗長な語りを繰り広げるのねやっぱりこの人たちは(笑)。 この状況で殺人を犯すことの動機等についてはきっちり本格。でもこのいろんな手がかりはちょっと難しかったかな。○○の違いについては全く分からなかった……。
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天帝シリーズ最新作(番外編)。 仕掛けは派手だがミステリとしては堅実なのはいつも通り。 それにしても、講談社ノベルズを離れてから、作風も文体もかなり変わったなぁ……文体が普通になってしまったのがつくづく惜しい。
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外伝的な位置付けのため、いつもの古野まほろ――不可能犯罪と夥しいガジェットの詰まった本格探偵小説、ではない。 ミステリィとしては地味なフーダニット・ホワイダニットのみ。けれど、物語の展開は面白く、途中で手が止まらなくなった。
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主人公不在、柏木かっこいいよの天帝シリーズ番外編。ウイルステロで封鎖されたホテル、今回も魅力的な舞台設定です。極限状況でサバイバルと脱出な物語でも十分面白そうですが、こんな状況でも殺人は起こってしまう。閉鎖状況で、だれが、なぜ、何をしたのか、謎が解かれていくところが心地よい。 ...
主人公不在、柏木かっこいいよの天帝シリーズ番外編。ウイルステロで封鎖されたホテル、今回も魅力的な舞台設定です。極限状況でサバイバルと脱出な物語でも十分面白そうですが、こんな状況でも殺人は起こってしまう。閉鎖状況で、だれが、なぜ、何をしたのか、謎が解かれていくところが心地よい。 柏木と峰葉さんが語り手として内面を見せてくれるのは嬉しい限り。 登場人物みなが、自分の闘いを貫ぬく姿に惹きつけられました。特にホテル内の人々の物語はもっと知りたかった。政治の話含む外の動きはもう少し抑えめにして、ホテル内の話をもっと深めてほしかった気もします。
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