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螺旋の底 ミステリー・リーグ
定価 ¥1,760
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2013/03/08 |
JAN | 9784562049028 |
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螺旋の底
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螺旋の底
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商品レビュー
3.6
17件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりの叙述ミステリー。非常に面白かった。先日読んだ「欺瞞の悪意」も本格ミステリであるが、こちらは舞台が日本でなく時代も今から100年ほど前というちょっとゴシック味があって個人的にこちらの方が好み。いわゆるリアリティや社会問題、風刺といった別の要素も同時に楽しめる社会派ミステリとは対極にあり、純粋にトリックや謎解きや雰囲気を楽しみたい、もしくは構成や演出が上手くできているため「騙されたい」人にオススメです。以下、読んでる最中の感じた違和感をいくつか列挙しました。 ・女性視点のパートの時は、女性の名前が会話文に登場しないこと。 ・女性視点のパートではお互いシェリー(英語で言うところのダーリン)呼びだったのに 男性視点のパートでは女性の名前が明記されていること。 ・後から気づいたことだがそれぞれのパートでフォントが異なる。これは後から気づいたが、読んでるときは違和感を感じたが特に気にしなかった。 よくよく考えると、男性視点パートのフォントはゴシックに感じさせる演出がされている。
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屋敷の中央をつらぬく螺旋階段。その底は牢獄のように暗く、厳重に施錠され、陰惨な過去を封じ込めてあるのだという。その家に嫁いできた彼女の目的。それは「螺旋の底」をあばくこと。また、いっぽうの夫も彼女を迎え入れたのにはある理由があった…… 思いがけず舞台はフランスでした。本人と夫視...
屋敷の中央をつらぬく螺旋階段。その底は牢獄のように暗く、厳重に施錠され、陰惨な過去を封じ込めてあるのだという。その家に嫁いできた彼女の目的。それは「螺旋の底」をあばくこと。また、いっぽうの夫も彼女を迎え入れたのにはある理由があった…… 思いがけず舞台はフランスでした。本人と夫視点でのキャラクター差に違和感めちゃめちゃあったから種明かしでスッキリはしたけど、なんか座りの悪い終わり方だった。なんで一回犯人仕立て上げまでして終わりにしたのに今頃になってやっちゃったの?ぶり返したの?そもそもなんために殺してたの?少年限定の性愛者になったってこと?お互い都合良い結婚だと思ってたのに終わりかけになにゆえ急に妻の浮気が気になりだすの?統合するための夫の行動が腑に落ちないことが多くて気になってしまった。
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深木さん三作目。 いきなり外国の話で戸惑ったが読みやすいので入り込めた。 ミステリーというよりはサスペンス? 新婚夫婦それぞれに相手に隠し事があり、新婚生活を送る館や同居する家政婦や下男にも秘密がありそうで。 それぞれの目論見が早い段階から分かってしまうのであとはそれらがどういう結末を迎えるのかを見つめるだけ…と思っていたら、最後に明らかになるトリック。 ただ個人的にはこのトリックがあってもなくても展開に変わりはないかな、と。このトリックを突っ込んでくるなら何故もっと凝った結末にしなかったのかなと疑問。 まぁ楽しめたから良し。
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