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「岩宿」の発見 幻の旧石器を求めて 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1973/01/15 |
JAN | 9784061340220 |
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「岩宿」の発見
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
最近、子供の勉強に付き合うことが増え、興味を持ったことをちょっと知ろうと思い、読みました。 途中で和尚さんが、自分を知ることが大切だ、自分を知った頃には動けなくなってる、だから、動けるうちに自分を知れるように頑張ることだ、自分を知るには苦しんで苦しんで苦しまなければならない、そ...
最近、子供の勉強に付き合うことが増え、興味を持ったことをちょっと知ろうと思い、読みました。 途中で和尚さんが、自分を知ることが大切だ、自分を知った頃には動けなくなってる、だから、動けるうちに自分を知れるように頑張ることだ、自分を知るには苦しんで苦しんで苦しまなければならない、それを行というと話していた。 相沢忠洋は、純粋な気持ちで土の中を掘り返し、石剥片や土器片を集め、考察を深めて、縄文以前にも人間が住んでいたのではと推察するようになった。それが岩宿遺跡の大発見となったわけだが、その後のことはぼやかされてしか書かれていない。情熱は打ち消された、とあるので、大発見となってしまった後は、相当嫌な思いをしたのだろう。人間嫌悪がひどいとあった。 他人の成功に対する妬ましさというのは、本当にあさましい感情だと思う。一人の感情ではなく、その地域の多くの人に宿ってしまうと、生活は相当大変だったろうと思う。山曽野という元?教師や、山洞という人物などは実名だろうか。作者が相当な思いをしたことがよく分かった。世間はこれにもっと過敏に反応していくべきではないかと感じた。 相沢忠洋が様々な賞を受賞し、現在まで教科書に載るような人物とされたことが慰めだなと感じた。 辛い幼少期を超え、自分の興味を縁として人生を何とか切り抜け、それが結実したことは素直によかったと感じた。相沢さんが、少しでも心穏やかな後生を過ごされてたならいいなと思いました!
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若くして、何かに取りつかれ、そのまま人生をささげて邁進する。これって、間違いなく幸せな人生でしょう。金も名誉もなく、力強く。研究の世界は、実は泥沼なのだけれど、切り拓いてゆく喜びは、他では味わえない。その息遣いが、文に乗った良書です。
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歴史小説は好きだが、石器時代には興味ないんだよなと言ったが、らびこさんに進められもらったので読んでみる。 おおこれは、面白い。歴史ロマンだな。石器ブームの世代なんかあったのだな。一般の物売りのかたが、石器時代に思いを馳せ、石器を探していく様は読んでいても熱が伝わりワクワクした。調...
歴史小説は好きだが、石器時代には興味ないんだよなと言ったが、らびこさんに進められもらったので読んでみる。 おおこれは、面白い。歴史ロマンだな。石器ブームの世代なんかあったのだな。一般の物売りのかたが、石器時代に思いを馳せ、石器を探していく様は読んでいても熱が伝わりワクワクした。調べてみると実家の近くなんだな。今度帰省したときに行ってみたい。
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