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インフォメーション 情報技術の人類史
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2013/01/25 |
JAN | 9784105064112 |
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《目次》 ・ プロローグ ◇第1章 太鼓は語る(符号が符号ではない場合) ◇第2章 言葉の永続性(頭の中に辞書はない) ◇第3章 ふたつの単語帳(書くことの不確実、文字の不整合) ◇第4章 歯車仕掛けに思考力を投じる(見よ、恍惚たる算術家を) ◇第5章 地球の神経系統(貧弱なる...
《目次》 ・ プロローグ ◇第1章 太鼓は語る(符号が符号ではない場合) ◇第2章 言葉の永続性(頭の中に辞書はない) ◇第3章 ふたつの単語帳(書くことの不確実、文字の不整合) ◇第4章 歯車仕掛けに思考力を投じる(見よ、恍惚たる算術家を) ◇第5章 地球の神経系統(貧弱なる針金数本に何が期待できようか?) ◇第6章 新しい電線、新しい論理(「これほど未知数であるものは、ほかにない」) ◇第7章 情報理論(「わたしが追及しているのは、ただの平凡な脳だ」) ◇第8章 情報的転回(心を築く基礎材料) ◇第9章 エントロピーと悪魔たち(「ものごとをふるいわけることはできません」) ◇第10章 生命を表わす暗号(有機体は卵の中に記されている) ◇第11章 ミーム・プールへ(あなたはわたしの脳に寄生する) ◇第12章 乱雑性[ランダムネス]とは何か(罪にまみれて) ◇第13章 情報は物理的である(それ[イット]はビットより生ず) ◇第14章 洪水のあとに(バベルの壮大な写真帳) ◇第15章 日々の新しき幸せ(などなど) ・ エピローグ(意味の復帰)
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本書は『The Information』史である。冒頭で述べられるようにクロードシャノンの「Bit(将来的にはQubitか)」の発明は、まさに人類に情報革命をもたらした。ニュートンが自然法則を言語化する偉業を成し遂げた結果、自然科学が飛躍的に発展・普及したように。 本書のカバー...
本書は『The Information』史である。冒頭で述べられるようにクロードシャノンの「Bit(将来的にはQubitか)」の発明は、まさに人類に情報革命をもたらした。ニュートンが自然法則を言語化する偉業を成し遂げた結果、自然科学が飛躍的に発展・普及したように。 本書のカバーする範囲は広く、太鼓や電信・電話など送達技術に留まらず、情報理論を成すエントロピーや派生したDNAや量子力学など多岐に渡る。他方でミームや乱雑性、情報過多といった情報に付随した概念も漏れなく取り上げている。 内容的には相当難解で500ページ超の大作だが、知的興奮満載の本である。
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【新しい媒体は必ず,人間の思考の質を変容させる。長い目で見れば,歴史とは,情報がみずからの本質に目覚めていく物語だと言える】(文中より引用) 身近な概念でありながら,その核心に迫るにつれて意味がぼやけてしまう「情報」という概念。その意味するところを丹念に追いながら,情報と人間の...
【新しい媒体は必ず,人間の思考の質を変容させる。長い目で見れば,歴史とは,情報がみずからの本質に目覚めていく物語だと言える】(文中より引用) 身近な概念でありながら,その核心に迫るにつれて意味がぼやけてしまう「情報」という概念。その意味するところを丹念に追いながら,情報と人間の関係を通史として描いた叙事詩的作品です。著者は,ピューリッツァー賞の最終選考作品を数々送り出しているジェイムズ・グリック。訳者は,ジャレド・ダイアモンドの作品などの翻訳を手がけた楡井浩一。原題は,『The Information: A History, A Theory, A Flood』。 500ページを超える大著かつ専門用語も頻出しますので読むのにかなりの労力を必要とする作品ではありますが,類書があまりないこともあり読後の達成感はなかなかのものでした。「情報の歩みを通して知る人間の思考の歩み」という観点でも大変勉強になった一冊でした。 こういう作品を翻訳で読めるというありがたさ☆5つ
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