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生活保護とあたし

和久井みちる【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 あけび書房
発売年月日 2012/12/07
JAN 9784871541121

生活保護とあたし

¥220

商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2022/05/25

生活保護を受けていた著者の実体験、生活保護についての考えが書かれた本。 生活保護を受けている人は怠け者という考えをなくし、誰でもそうなるかもしれない、困っている時はお互い様という考えを持たなければいけないな〜。 生活保護という制度があるから安心して挑戦していけるという著者の考え...

生活保護を受けていた著者の実体験、生活保護についての考えが書かれた本。 生活保護を受けている人は怠け者という考えをなくし、誰でもそうなるかもしれない、困っている時はお互い様という考えを持たなければいけないな〜。 生活保護という制度があるから安心して挑戦していけるという著者の考えはとても納得できた。あとがないと思うと安全圏に落ち着いてしまって何もできないもんね。

Posted by ブクログ

2015/04/29

P131「「当事者が集まる」というのには不思議な力があります。(略) 当事者同士には、阿吽の呼吸というか、ほとんどの人が初対面でも、あっという間に言外に通じる何かがあるのです。」 P134「本来はみんな生き生きと堂々としていたいのに、「低く抑え込まれてしまっている」のです。 です...

P131「「当事者が集まる」というのには不思議な力があります。(略) 当事者同士には、阿吽の呼吸というか、ほとんどの人が初対面でも、あっという間に言外に通じる何かがあるのです。」 P134「本来はみんな生き生きと堂々としていたいのに、「低く抑え込まれてしまっている」のです。 ですから正確には「自己肯定感が抑圧されている」と言うべきでしょう。」

Posted by ブクログ

2014/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生活保護利用者は怠け者ではありません、生活保護制度は人間をダメにする制度ではありません。「不正受給」が騒がれていますが、不正受給と呼ばれる額は、国全体の生活保護支給額の0.4%にすぎません、圧倒的多数の生活保護利用者は正直です、わずか0.4%の不正受給をさも生活保護利用者全体の問題のように、騒ぎ立てられてしまうのです。生活保護費は冬には冬季加算と言って、暖房費に該当する金額が加算されます、しかし、夏には加算がないのです、冬季加算も決して十分な額ではありませんが、日々、まったく余裕がない生活の中では、季節の移ろいに関する生活費の調整はとても大変でした。自民党の国会議員が雑誌の中で、ホームレスの人の中に糖尿病の人がいると言って、あたかも「いいものを食べているんじゃないの」というような発言をしていました、ホームレス状態の人や、生活が困窮している人たちが食べているものは、とにかく空腹を紛らわすことが第一なので、ご飯や麺類の炭水化物が多いのです。1カ月にもらえる額は決まっているのですから、外で惣菜を購入している人は何か不正をして普段よりいいものを食べているわけではありません、アレルギーや食事制限があるために、少々割高な食材を購入せざるを得ない人もいるのです、また一方で、調理や金銭管理などの生活力の乏しさから、体に悪いとわかっていても、とにかく安さ優先で食べていくしかないという現実があるのです。生活保護の利用者は8割が病気や障がいのある人と高齢者です、外見からは分からなくても体調が悪い人が多いのです、それがそもそもの前提です、だから生活保護で暮らしている人でも、やむなくタクシーを使うことはあります。「修理費は貯金して自分で出してください」ケースワーカーに相談して、窓口でこう言われておしまいだったという経験者はたくさんいます。わかっているはずの役所が、生活保護の利用者をまず真っ先に採用から外していくのです、民間企業ならなおさらでしょう、初めから「対象外」なのです。「医療券は出します。でも通院移送費は出しません」「病院に行きたければ、自分で食費を削ってください」当時のあたしのケースワーカーのセリフです、なんて冷たい響き。あたしの友人には、ケースワーカーから「恋愛禁止」を言い渡された人がいます、実際、生活保護利用者が誰かと交際していたりすると、眉をしかめられることが多いようです、男女交際禁止の高校生でもないのに、成人した立派な大人が恋愛をして何が問題なのでしょうか。国会議員は鉄道の交通費だって無料だし、ピカピカな車に運転手だってついていてタクシーなんて乗らないのです、議員宿谷は都内の一等地にありながら格安家賃で住むことができます、都内の生活保護の住宅扶助費に少し上乗せされたくらいの家賃額だったと記憶しています。

Posted by ブクログ

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