- 中古
- 書籍
- 書籍
風はこぶ
定価 ¥1,650
550円 定価より1,100円(66%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/11/22 |
JAN | 9784062178402 |
- 書籍
- 書籍
風はこぶ
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
風はこぶ
¥550
在庫なし
商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
青木奈緒さん、2002.11刊行(2005.11文庫化)の「動くとき、動くもの」は祖母幸田文が訪れた現場を辿る道であり、砂防の現場から自然と防災について考察した作品でした。今回、2012.11発行の「風はこぶ」を読みました。ドイツ語ぺらぺら、家づくりの仕事をしている吉居杏子34歳...
青木奈緒さん、2002.11刊行(2005.11文庫化)の「動くとき、動くもの」は祖母幸田文が訪れた現場を辿る道であり、砂防の現場から自然と防災について考察した作品でした。今回、2012.11発行の「風はこぶ」を読みました。ドイツ語ぺらぺら、家づくりの仕事をしている吉居杏子34歳が主人公、そして造園の専門家 杉崎和眞が物語に深みを与えています。人にとって家とは何か、住むとは、暮らすとは何か、地震による家の倒壊、家財の喪失などを目の当たりにしながら、新しい風に向かって生きて行く、そんな物語です。
Posted by
大手住宅会社から、小さな設計事務所に転職した照明コンサルト吉居杏子の恋愛物語。釣船のオーナーの六さん、彼女の祖母たちが活き活きと描かれている。『歩み入る者にやすらぎを、去り行く人にしあわせを』という物語に登場する言葉が、この小説の隠れたテーマかもしれない。 中越地震で倒壊した祖母...
大手住宅会社から、小さな設計事務所に転職した照明コンサルト吉居杏子の恋愛物語。釣船のオーナーの六さん、彼女の祖母たちが活き活きと描かれている。『歩み入る者にやすらぎを、去り行く人にしあわせを』という物語に登場する言葉が、この小説の隠れたテーマかもしれない。 中越地震で倒壊した祖母の家から見つけ出した、祖父の歌声が録音されているカセットテープ、結ばれなかた恋と結ばれようとするふたつの恋、小説としては構成上の甘さを感じる面もあるが、作者のたおやかな感性を感じることができる作品にはなっている。
Posted by
全体的に優しい流れの小説。 主人公、杏子の育った環境や家族、かかわっている人たちが皆、杏子を優しく見守っていて気持ちよく読み終えた。 最近、自然災害を取り入れた小説が多く、その部分が私個人としては残念。
Posted by