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死ねばいいのに 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2012/11/15 |
| JAN | 9784062773515 |
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死ねばいいのに
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死ねばいいのに
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商品レビュー
3.8
226件のお客様レビュー
ケンヤが「死ねばいいのに」と言いたい気持ちはわからないでもない。「じゃ殺してくれ」と言われたらどうするのだろう。まぁそんな話ではないけれど。 たとえば、京極堂シリーズとか巷説百物語シリーズなど、作者の長い薀蓄や、初めてお目にかかるような妖怪変化についての熱い興味や知識に出会ってい...
ケンヤが「死ねばいいのに」と言いたい気持ちはわからないでもない。「じゃ殺してくれ」と言われたらどうするのだろう。まぁそんな話ではないけれど。 たとえば、京極堂シリーズとか巷説百物語シリーズなど、作者の長い薀蓄や、初めてお目にかかるような妖怪変化についての熱い興味や知識に出会っていると、今回のような、ダイレクトに発射されたような題名にショックを受ける。 これはどうにかして読まねばならない、でも、もしかしてこれまでのイメージが。 どんなイメージかといわれても困るけれど。シリーズのほかには「嗤う伊エ門」しか読んでないけど。 でもファンであってよかった。実に面白かった。 何気なく過ごしている日常の、隠れた深い心の底をあからさまに見せられるような作品だった。 話はそれるが、いつかテレビで言っていたが、大阪人の喧嘩で一番恐ろしいのは、相手が平静な態度で「それから」という時だと。 手も出さず、大声も出さず、「それから」「それから」という。 「舐めとんのかぁ」「それから」「殴ったろか」「それから」 果てしなく突っ込まれ、振り上げた手を一度は振り下ろしても、二度目は空しくなるような問いかけ。 それからって?ええと?と自問し始めたりする。振りかざしたこぶしがいつの間にか喧嘩の原因よりも言葉の迷路に振り下ろすことになりそう。ということで。 そういったような物語なので、これも一気読み。 独り暮らしの亜佐美という女が殺された、首を絞められていたので殺人事件だった。部屋は荒らされてもいなくて、抵抗して暴れた様子も無い。警察は手詰まりだった。 ケンヤという若者が、アサミについて知りたいとあちこち訪ねていた。 一人目はまずアサミの上司から始まって6人目で終わる。ただ彼はアサミとはどんな女だったのかだけを知りたがっている。 アサミ死にましたよねー 亜佐美が死んだのはショックだったなーと。 だから、どうだと言うんだ。 「俺別に悪気ねぇし、でもこういう人なんすよ自分。あんたのこと責めてる訳じゃねぇすよ。ただ、話聞きたいって言っただけですから。そんなにいやならいいっすよ」 と言い、また、彼の自己紹介風で言えば 「好きなこととかねぇし。有名になりてぇとか金欲しいとか思わねぇし。人と比べてどうとか、そういうのもねぇし」 「俺、頭悪いしもの知らねぇし、」というようなことをいいながら質問する。 二人目は、隣の部屋の女、同じ派遣先で働いたこともあるという。彼女はアサミはいい子でもてていた、という話をする。 三人目は、ヤクザで。 母親が借金のかたに20万でおれの兄貴に売り、10万で買った。アサミは俺の持ち物だった、DVといわれてもいいが殴ったときも、この暮らしがアサミは幸せだといっていたという。 四人目は母親で、まずまず裕福な家庭で育ったが、20歳で妊娠して出産、子供のアサミは母親が育てた。懐いて可愛い、いい子だったという。 五人目は担当警察官。 マズいんすかね。尋き回んのは… 「だって不謹慎だろうよ。娘さん殺害された家に行って、見ず知らずの君が殺された娘さんのこと根掘り葉掘り訊いたりしたら… 怒るだろう。それでなくたって哀しいのに、殺人だぞ、しかも未解決だ。怒られなかったか。」 と正攻法で言いきかすが 「何度言ったらわかってくれるすか。俺、頭悪ィし態度悪いしもの知らねーし、学歴も免許もねーし、学習もあんまりしねーから、まず採用されねーし、されてもすぐクビになるんすよ。客と顔見知りになる程、耐久性ねーってか」 「なら何だ」 「だから友達っすよ」 云々 とストレートこの上ない質問がつづいているうちに、聞かれた方は関係の無い自分の不満を話したくなるような雲行きで、とうとう日ごろの鬱憤までしゃべりだす。 どの人も、アサミの話から愚痴になり、現実は自分の思い通りにいかないものだという、そこでついに、ケンヤは切れてというか呆れて、それなら 死ねばいいのに といってしまう。 六人目がキーマンで、質問を受けるケンヤのその後の生き方になる。 そうだったのかと。 人って知ってみれば謎だらけ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
死んだアサミについて関係者に話を聞きにくるケンヤ。派遣先上司、隣人、彼氏、母親、担当刑事、弁護士、それぞれとの会話の中で出てくるタイトルのフレーズ。 生活、境遇に不満が溢れるアサミ関係者たちに苛立ちを感じたりしたが、自分は?どうとでもできる生き方を、できない理由を探して狭めてやいないか、ちょっと振り返るきっかけになったり。 ケンヤ自身のことも、アサミのことも結局良くはわからないのだけど、最後数ページで死に至るまでの2人のやり取りを想像でき、やっとなんとなくを理解した気になったり。
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12/22〜12/29 予想通りの結末だった。 登場人物に感情移入できなくて、テンポも悪いし好みの作品ではなかった
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