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死ねばいいのに 講談社文庫
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死ねばいいのに 講談社文庫

京極夏彦【著】

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死ねばいいのに 講談社文庫

968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2012/11/15
JAN 9784062773515

死ねばいいのに

¥968

商品レビュー

3.8

215件のお客様レビュー

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2024/10/10

最初のうちは、何を読んでるのだろう?と、頭の中で纏まらなかったが、知らぬ間にどんどん読み進めていた。引き込まれる何かがある。読み終わると何か茫然とした。

Posted by ブクログ

2024/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

死んだ女の、上司隣人彼氏母親警察… 「アサミの事を教えて」と尋ねてきた男に語られる話 死人に口無しという言葉のリアリティをひしひしと感じ、恐ろしくなった。 面白いのが、読んでいて犯人は誰なんだ?と推理するような気持ちにあまりならないところ。 京極夏彦ワールドに引き込まれるというか、場面を追って、言葉を咀嚼して行くうちにどんどん物語が進んでいく。 この感覚が好きなのだと、思いだした。 この世の分かりきったことなどないと意識しながら生きていこうと思う。 ケンヤが俺はバカだからなどと何回も口にする度に、何を口に出しても自分を否定されない免罪符を得ているのではないかと考えてしまった私は、もう既に作中の皆と似たような頭をしているのなもしれない。 そして、辻村深月の解説もとても良かった。 「大人に軽くいう事を禁じられた「死ねば良いのに」は、本来軽くしか言ってはいけない言葉」 という一節がとても心の残った。 まぁ、軽くとも言ってはいけないのだろうが。

Posted by ブクログ

2024/05/14

読み始めは、ケンヤの話し方にムカついて、この本苦手だなぁーと思ったが、貸してくれた人の面目が立たないだろうから、無理して読み進めた。 だけど、1人目2人目と読んでるうちに、ケンヤからの問いかけでズルズルと仮面が剥がれ、押し問答の末に本性が現れていくことに、どんどん引き込まれていっ...

読み始めは、ケンヤの話し方にムカついて、この本苦手だなぁーと思ったが、貸してくれた人の面目が立たないだろうから、無理して読み進めた。 だけど、1人目2人目と読んでるうちに、ケンヤからの問いかけでズルズルと仮面が剥がれ、押し問答の末に本性が現れていくことに、どんどん引き込まれていった。巧みな文章。 自分の感情さえよく分からないのに、他人のことなんて理解できないよなぁ…。 因みに50歳間近なわたしは、不幸でもないけど、もういつ死んでもいいやと思っている。

Posted by ブクログ

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