![中世の哲学 ケンブリッジ・コンパニオン](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001692/0016920944LL.jpg)
- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
- 1215-02-08
中世の哲学 ケンブリッジ・コンパニオン
![中世の哲学 ケンブリッジ・コンパニオン](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001692/0016920944LL.jpg)
定価 ¥6,380
4,840円 定価より1,540円(24%)おトク
獲得ポイント44P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
![](/library/dummy/img-pickUp01.jpg)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
2/21(金)~2/26(水)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 京都大学学術出版会 |
発売年月日 | 2012/11/01 |
JAN | 9784876982455 |
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-680-160.png)
![](/library/dummy/img-pickUp01.jpg)
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
2/21(金)~2/26(水)
- 書籍
- 書籍
中世の哲学
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
中世の哲学
¥4,840
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
0
2件のお客様レビュー
1. ポエティウスの業績 - 翻訳と注解の試み: ポエティウスは、ラテンの哲学的言説をギリシアのレヴェルにまで洗練させることを希望していた。 - アリストテレスのオルガノン: 彼はアリストテレスの論理学に関わる作品に注力したが、反逆罪により処刑されたため、他の業績は残せなかった。...
1. ポエティウスの業績 - 翻訳と注解の試み: ポエティウスは、ラテンの哲学的言説をギリシアのレヴェルにまで洗練させることを希望していた。 - アリストテレスのオルガノン: 彼はアリストテレスの論理学に関わる作品に注力したが、反逆罪により処刑されたため、他の業績は残せなかった。 - 哲学的分析の貢献: ポエティウスは『学の慰め』や神学的論文を残し、ギリシア語の用語と概念に相当するラテン語用語の確立に寄与した。 2. カッシオドルスの役割 - 社会的地位と業績: カッシオドルスは高い社会的地位にあり、キリスト教教育のシラバスを提供した。 - 古典の規範: 彼の業績により、修辞学と哲学の古典が重要視された。 3. 東ローマ帝国における哲学の発展 - 五世紀末から六世紀の特徴: 古代末期の哲学の神秘的傾向が顕著になり、特に新プラトン主義が影響を与えた。 - キリスト教徒の神秘的傾向: 同時期に、キリスト教徒の間でも神秘的傾向が顕在化した。 4. 一三世紀のスコラ学 - 合理的精神の確立: 神学部においても、アリストテレスの影響下で合理的な知識の体系を構築する努力が行われた。 - 神学者と哲学者の役割: スコラ学者たちは神学と哲学を両立させ、宗教の知的側面を強調した。 4.1. スコラ学の代表的な思想家 - アルベルトゥス・マグヌス: ドミニコ会の神学者であり、哲学と神学の調和を追求した。 - トマス・アクィナス: 知識の獲得において自然本性と啓示の関係を探求した。 5. 言語と論理学の進展 - 文法学の変化: 一三世紀後半に思弁文法家たちが現れ、文法学がアリストテレスの学知モデルに基づくようになった。 - 論理学の発展: 文法学と論理学が密接に関連し、言語の普遍性を強調するようになった。 6. イスラーム世界の哲学 - ガザーリーの貢献: アヴェロエスの合理主義に対抗し、神学的分析を行った。 - 因果関係の批判: ガザーリーは流出論を批判し、神の創造の独自性を強調した。 7. アクィナスと至福の概念 - 幸福の追求: アクィナスは幸福を唯一の目的とし、倫理的選択の基準を設定した。 - 意志と知性の役割: 幸福への道は意志の自由な選択に基づくとし、知性はその選択を支えるものであると主張した。 8. 中世哲学の影響 - 後世への影響: 中世哲学はルネサンスや現代の思想に大きな影響を及ぼし、アクィナスの思想が特に重視された。 - 多様な思想の共存: 中世の思想は多様であり、宗教的要素と哲学的要素が融合している。 9. 結論 本書は、中世哲学の発展とその影響を詳細に検討し、特にポエティウス、カッシオドルス、スコラ学の思想家たちの役割を強調している。また、アクィナスの幸福に関する考察が後世の哲学にどのように影響を与えたかについても述べている。中世の哲学は、単一の流派に留まらず、様々な思想が相互に影響し合いながら発展してきたことが分かる。
Posted by
訳者よりいただく。ケンブリッジコンパニオンの全訳だそうだ。倫理学、人間本性の議論、政治哲学の章もあり。おもしろそうだ。
Posted by