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江神二郎の洞察 創元クライム・クラブ
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江神二郎の洞察 創元クライム・クラブ

有栖川有栖【著】

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江神二郎の洞察 創元クライム・クラブ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2012/10/31
JAN 9784488025403

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江神二郎の洞察

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商品レビュー

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114件のお客様レビュー

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2025/06/11

学生アリスシリーズの第5作目。 今のところ、学生アリスシリーズは、この本が最後のやうだけど、あとがきを見ると、これと同じような短編集があと1冊出るのでしょうか。 内容は、殺人事件が起こることは殆どなく、大学生男子が推理小説をネタにわちゃわちゃ遊んでる、といった感じ。 特に、ミステ...

学生アリスシリーズの第5作目。 今のところ、学生アリスシリーズは、この本が最後のやうだけど、あとがきを見ると、これと同じような短編集があと1冊出るのでしょうか。 内容は、殺人事件が起こることは殆どなく、大学生男子が推理小説をネタにわちゃわちゃ遊んでる、といった感じ。 特に、ミステリ論を語り合ってる場面が多く、そこまでの知識がない私にはちんぷんかんぷんでした。 ミステリマニアには、面白いのかも。 時期的には、アリスが推理研に入部して、1年後にマリアが入部してくるまでの期間の話で、長編小説『月光ゲーム』の話題も出てくるので、先にそちらを読んだ方が良いと思います。 図書館で借りたのが、ハードカバーしかなかったので、重くて読み辛く、やはり文庫本の方が読みやすいですね。

Posted by ブクログ

2024/12/28

2012年。学生アリスシリーズ。短編集。アリス入部~マリア入部まで。 「瑠璃荘事件」アリス入部の経緯と望月アパートでの事件。 「ハードロック・ラバーズ・オンリー」この店名で会った彼女の話。耳が聞こえなかったのだな。 「やけた線路の上の死体」処女作。 「桜川のオフィーリア」ホラー風...

2012年。学生アリスシリーズ。短編集。アリス入部~マリア入部まで。 「瑠璃荘事件」アリス入部の経緯と望月アパートでの事件。 「ハードロック・ラバーズ・オンリー」この店名で会った彼女の話。耳が聞こえなかったのだな。 「やけた線路の上の死体」処女作。 「桜川のオフィーリア」ホラー風。 「四分前では短すぎる」点と線。清張。 「開かずの間の夜」ホラー風。 「二十世紀的誘拐」昭和の終わりを書いている。 「除夜を歩く」書下ろし。アリスと江上が、望月の小説をよんで話しながら昭和最後の大晦日を過ごす。 「蕩尽に関する一考察」まりあ入部とある古本屋の蕩尽の理由について。 全体的にミステリー好きの青春。すぐ推理したがる。貧乏アパートが昭和。

Posted by ブクログ

2024/05/12

英都大学推理小説研究会(EMC)の面々は個性豊かだ。もの静かで穏やかで黙っている姿がナチュラルに男っぽい部長の江神二郎。普通に考えたら答えが出ないような問題をするっと解いてしまう洞察力の持ち主だ。脇を固める望月と織田は、体型も好むミステリ趣向も正反対の二人だが、ひとたびかけあいが...

英都大学推理小説研究会(EMC)の面々は個性豊かだ。もの静かで穏やかで黙っている姿がナチュラルに男っぽい部長の江神二郎。普通に考えたら答えが出ないような問題をするっと解いてしまう洞察力の持ち主だ。脇を固める望月と織田は、体型も好むミステリ趣向も正反対の二人だが、ひとたびかけあいが始まれば名コンビを形成。そこに新入部員として入ることになる有栖川有栖(アリス)。本書では、英都大学に入学したアリスが、推理小説研究会に入部以降の一年間が描かれている。全9話から成る短編集。 作中の時制は1988〜89年。昭和から平成に時代が移り変わろうとする頃。電話といえば公衆電話、いつでもどこでも喫煙できる、そんな時代。 綾辻行人、有栖川有栖、法月綸太郎ら大学ミステリ研出身の若手作家が矢継ぎ早にデビューし“新本格ムーブメント”を引き起こした頃でもある。バブル崩壊前のあの時代、及び新本格ミステリに没頭していた自身の学生時代を懐かしみつつ読了。 「やけた線路の上の死体」 作者のデビュー作とのこと。時刻表を巧みに使いつつ、破天荒なトリックが瑞々しい。 「桜川のオフィーリア」 「女王国の城」との関連性が垣間見える。謎解きはやや強引。 「四分間では短すぎる」 「九マイルは遠すぎる」のオマージュ。偶然であった男の謎めいたセリフからああでもないこうでもないと真相を推論議論するプロセスが楽しい。ダブルミーニングが微笑ましい。 「除夜を歩く」 望月作の作中作「仰天荘殺人事件」の犯人当てからミステリ談議に発展。江神とアリスが語り合う“ミステリの魅力”に共感。アルファベットから元号を予想するくだりも面白い。 「蕩尽に関する一考察」 マリア登場。マリアを交えたメンバーとのかけあいにほっこりしつつ、結果オーライなラストで読後感良好。名作「ナイン・テイラーズ」を読みたくなる。 本格ミステリには様々なシリーズものがあるが、《江神(学生アリス)シリーズ》は私の敬愛するシリーズの一つ。エラリー・クイーンを彷彿とさせる論理性に忠実な犯人当てに魅了されるのだ(もちろん、愛すべきキャラクター達にも)。 作者によると、本シリーズは長編5冊と短編2冊で完結させるという。本書が刊行されてからはや12年経過。次は長編か短編か、いずれにしても次作が待ち遠しい。 本格ミステリ・ベスト10 6位 SRの会ミステリーベスト10 8位 《江神(学生アリス)シリーズ》 1.月光ゲーム 2.孤島パズル 3.双頭の悪魔 4.女王国の城 5.江神二郎の洞察

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