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妖魔の潜む沼 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 1983/09/01 |
| JAN | 9784488676025 |
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妖魔の潜む沼
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妖魔の潜む沼
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商品レビュー
2
2件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
シマックの初期の作品。 これまで読んだ中では、シマックの「都市」が私の最も好きな作品なのだけど、この「妖魔の住む沼」には、私の好きなシマックの要素ーー牧歌的、田園的、自然を愛する、アイデアが豊富、という要素はあまりなかった。 SFというよりもファンタジーといったほうがいいくらい。 主人公は、とあるお城の世継ぎの青年。 城の倉庫から発見された、古い宗教的な文献の真贋を確かめるべく、仲間とともに旅に出るところから物語は始まる。 仲間は幼馴染のコンラッドと、戦闘犬のタイニー、戦闘馬のダニエルに荷物運びのロバ、ビューティー。 そして、その旅の向かうところには、妖魔の巣食う荒涼たる大地が彼らの進路を遮る。 土地の名前とかが、イギリスの都市の名前に似たものだから、実はこの世界は未来世界で、文明が崩壊後の世界だったとかかと、気にしながら読んだが、そういう設定、謎明かし、はなかった。 言わずもがなということもないと思うけど。 行く先々で仲間が加わったり、盗賊団とか妖魔との戦闘もあるが、読んでいてハラハラするとかワクワク感もない。 妖魔の住む沼を横切るあたりがクライマックスになるのだろうけど、そのへんでもあまり盛り上がることもない。 シマックは何を書きたかったんだろうなあ。 最初期の頃だから、模索中の頃だったのかもしれない。 古い文庫本は、活字が小さくて読みづらかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
キャラクター造形、各キャラクターのドラマ、物語、結末と 何かすべてが中途半端な作品であった。キャラクターが 多すぎるし、説明できていないことも少なくない。これは 個人的な見解なのだが、作者はヒロイック・ファンタジーの 形を借りて「信仰」を描こうとしたのではないか。そして、 まさしくその点で上手くかみ合わず、全体として中途半端な ものになったのではないか、そう感じた次第である。 最低限、妖魔の正体と、なぜ彼らがイエス・キリストの言を 伝える手稿を恐れるのかということは、何かしらの言及が あってしかるべきではないだろうか。
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