妖魔の潜む沼 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
キャラクター造形、各キャラクターのドラマ、物語、結末と 何かすべてが中途半端な作品であった。キャラクターが 多すぎるし、説明できていないことも少なくない。これは 個人的な見解なのだが、作者はヒロイック・ファンタジーの 形を借りて「信仰」を描こうとしたのではないか。そして、 まさしくその点で上手くかみ合わず、全体として中途半端な ものになったのではないか、そう感じた次第である。 最低限、妖魔の正体と、なぜ彼らがイエス・キリストの言を 伝える手稿を恐れるのかということは、何かしらの言及が あってしかるべきではないだろうか。
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