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話してあげて、戦や王さま、象の話を
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2012/10/11 |
| JAN | 9784309206059 |
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話してあげて、戦や王さま、象の話を
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商品レビュー
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1506年、教皇の度重なる支払い延期に嫌気が差したミケランジェロは、トルコのスルタンから突如舞い込んだ橋の設計依頼に心を動かされ、単身イスタンブルへ。いまだローマ時代の面影を残す国際都市で、イスラム建築に魅せられ、宮殿の迂遠な作法に戸惑い、踊り子や詩人に翻弄される若きミケランジェ...
1506年、教皇の度重なる支払い延期に嫌気が差したミケランジェロは、トルコのスルタンから突如舞い込んだ橋の設計依頼に心を動かされ、単身イスタンブルへ。いまだローマ時代の面影を残す国際都市で、イスラム建築に魅せられ、宮殿の迂遠な作法に戸惑い、踊り子や詩人に翻弄される若きミケランジェロを描いた幻想歴史小説。 ボスポラス海峡に架ける橋の設計をレオナルドやミケランジェロに依頼したスルタンがいたのは史実通りで、橋の構想スケッチも残っている。だがミケランジェロが直接イスタンブルへ赴いたというのはフィクションで、実際には残念ながら依頼を断っていた。教皇に腹を立てながらもスルタンに仕えていると知られたら破門されると怯え、公開処刑を見てサヴォナローラを思いだす本書のミケランジェロ像は、当時の彼とローマ教会との微妙な距離感を上手く反映している。そんな彼がさまざまな宗教と文化が入り乱れるイスタンブルを新鮮に眺めるという趣向の架空旅行記なのである。 性別不詳の踊り子だの、同性愛者の詩人だの、猿だの陰謀だの裏切りだの、ストーリーラインはベタベタで正直物足りなかったけど、ミケランジェロのキャラ造形が今まで見たことないタイプで面白かった。傲慢で気難しくて職人気質というのはパブリック・イメージのままだが、本書では未知の世界に対して受動的な主人公でもあるためか、うぶで朴訥とした心優しい男になっている。それでメシヒが惚れるのも納得という感じになっているのだが、ミケランジェロが最期までヘテロセクシャルのフィルターを通してしか性愛に向き合えなかったかのような書きぶりにはハテナが浮かんだ。 巨匠ミケランジェロを媒介に、ヨーロッパ的とされるものがどれだけアジアから影響を受け、キリスト教のなかにどれだけ異教的なものが溶け込んでいるのかを訴えるというテーマには惹かれたものの、どうしても後半の流れが陳腐に感じられてしまう。最後まで旅日記風に淡々と、16世紀初めのイスタンブルの混淆文化やグラナダ陥落から逃げてきた踊り子の身の上話などを細かく書き込んでくれたほうが好みだったな。
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うーん。ミケランジェロがバヤジット2世に呼ばれてイスタンブールへ橋の設計に行ったことは史実だそうですが。 エキゾチック全開で、なんだかお伽噺チック。カルヴィーノ、コエーリョ、ミヒャエル・エンデ辺りを再読したくなる。 フランスの高校生って、こういうのをセレクトするのかあ。すごいセン...
うーん。ミケランジェロがバヤジット2世に呼ばれてイスタンブールへ橋の設計に行ったことは史実だそうですが。 エキゾチック全開で、なんだかお伽噺チック。カルヴィーノ、コエーリョ、ミヒャエル・エンデ辺りを再読したくなる。 フランスの高校生って、こういうのをセレクトするのかあ。すごいセンス。大人もラノベを読むニッポンとはだいぶ違う。
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タイトル、表紙、ぱらぱら読んだとき優しい文体が素敵だなと思って借りました。 メシヒは切ないですね…… 歌い手はミケランジェロへの語りの中で、本当にあったことはいつのまにかみんなが望む「お話」に変わり、何が真実かなんてわからなくなってしまう……と言います。 そうやって歌い手がミケ...
タイトル、表紙、ぱらぱら読んだとき優しい文体が素敵だなと思って借りました。 メシヒは切ないですね…… 歌い手はミケランジェロへの語りの中で、本当にあったことはいつのまにかみんなが望む「お話」に変わり、何が真実かなんてわからなくなってしまう……と言います。 そうやって歌い手がミケランジェロに聞かせた「昔の王様と宰相のお話」に引きずられたかのように、 終盤のメシヒの想いや行動にはミケランジェロにとってわかりやすい(都合の良い?)「お話」が与えられてしまいました。 天地創造のアダムが本当に彼をモデルにされているのかは知りませんが、そうだったらいいなと思います。
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