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花や散るらん 文春文庫
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花や散るらん 文春文庫

葉室麟【著】

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花や散るらん 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2012/10/10
JAN 9784167781033

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花や散るらん

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商品レビュー

3.8

27件のお客様レビュー

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2024/06/02
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※このレビューにはネタバレを含みます

解説島内景二 葉室に言わせれば、歴史には勝者も敗者もない。善人も悪人もいない。自分らしく切ることができたか、どうか、自分の心に恥じない死に方ができたか、それが問題なのだ。 人間の心に抱かれた思想も、心に咲いた美しい花も、どちらもが永遠であり、時代を超えて、葉群の影に凛として咲き続ける。それが、葉室麟の信念である。

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2024/01/27

子供の頃、年末年始になると必ず放送されていた時代物でした。少し懐かしさを感じながら読み進めましたが、この目線は新鮮でした。 武家と貴族、色々な思惑が絡まり合う様子は現在の思考ではややこしい限りですが、各々の四季を愛でる姿は感性の豊かさを感じさせます。 いかにせん都の春も...

子供の頃、年末年始になると必ず放送されていた時代物でした。少し懐かしさを感じながら読み進めましたが、この目線は新鮮でした。 武家と貴族、色々な思惑が絡まり合う様子は現在の思考ではややこしい限りですが、各々の四季を愛でる姿は感性の豊かさを感じさせます。 いかにせん都の春も惜しけれど馴れし東の花や散るらん 忠臣として描かれた人びとも悪人として描かれてきた人物も、誰かにとっては大切な人。史実を背景にした物語はとても好きだけど、別の視点から考えると常に残酷だと思わされます。 単行本を読んだけど、検索しても文庫本しか出てこなかったのは何故?

Posted by ブクログ

2023/09/10

雨宮蔵人と咲弥の生き方を通して忠臣蔵を描くという珍しい構成です。 今でも桜や紅葉の名所として美しい姿を残している六義園ですが、綱吉と柳沢吉保が出てくるとどんな作品でも薄汚く感じてしまいますね。 それはさておき葉室氏が描く武士道は本書でも健在で、忠臣蔵でさえ単なる主君の汚名を晴らす...

雨宮蔵人と咲弥の生き方を通して忠臣蔵を描くという珍しい構成です。 今でも桜や紅葉の名所として美しい姿を残している六義園ですが、綱吉と柳沢吉保が出てくるとどんな作品でも薄汚く感じてしまいますね。 それはさておき葉室氏が描く武士道は本書でも健在で、忠臣蔵でさえ単なる主君の汚名を晴らすだけの忠義物語に留まらず、大奥における公家のプライドや尾形光琳や荷田春満といった絵師や国学者の観点まで絡めて非常に多面的かつ奥深い作品でした。

Posted by ブクログ

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