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てのひらの記憶
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2012/10/03 |
JAN | 9784569808185 |
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てのひらの記憶
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商品レビュー
3.2
16件のお客様レビュー
江戸時代から続く質屋・結城屋で祖母と二人暮しの円は、少しおせっかい屋の美術学部の女子大生。結城屋の女性は代々不思議な力を持っており、円にも物に刻まれた記憶(メモリ)を感じることができる能力があった。ある日、質草から不穏な記憶を感じ取った円は、その持ち主の女性の住所へ駆けつけるが、...
江戸時代から続く質屋・結城屋で祖母と二人暮しの円は、少しおせっかい屋の美術学部の女子大生。結城屋の女性は代々不思議な力を持っており、円にも物に刻まれた記憶(メモリ)を感じることができる能力があった。ある日、質草から不穏な記憶を感じ取った円は、その持ち主の女性の住所へ駆けつけるが、その隣には大学の同級生、深見が住んでいて…。真珠のネックレスに残された母から娘への愛情。サイン色紙に込められた少年からのSOS…。「記憶」が語る事件の真相とは!?-。
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3月-11。3.0点。 質屋の娘が主人公。代々モノを触ると、モノの声が聞こえる女系。美術大学に通うが、同級生の隣室の女性が不審死。 連作短編の作り。だんだんと真相に近づいていく。 うーん。繋がりが濃くないのか、少し分かりにくい感じが。
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質屋を営む祖母と二人暮らしの大学生の円には、モノから人の記憶を読み取る力があった。その力を通して知る、いろんな人々の秘められた想いと真実を描いていくミステリー。 連作短編のかたちで描かれていますが、祖母と娘のやりとりは基本的にほんわかしているものの、事件そのものはけっこう重たく...
質屋を営む祖母と二人暮らしの大学生の円には、モノから人の記憶を読み取る力があった。その力を通して知る、いろんな人々の秘められた想いと真実を描いていくミステリー。 連作短編のかたちで描かれていますが、祖母と娘のやりとりは基本的にほんわかしているものの、事件そのものはけっこう重たくシリアス。そのバランスが私には少し馴染まない感じがあったり、終盤の展開もいきなりすぎる気もしましたが…、さくっと読みやすくまとまっているとは思いました。 やたらネットやコンピュータ技術に通じている祖母のシャキシャキとしたキャラは良かったです。素敵な(そして厄介な)お婆様でした。
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