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ファイアーウォール(下) 創元推理文庫
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ファイアーウォール(下) 創元推理文庫

ヘニングマンケル(著者), 柳沢由実子(訳者)

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ファイアーウォール(下) 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2012/09/22
JAN 9784488209155

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商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2024/10/07

ファイアーウォールとは“防火壁” 今でこそ当たり前に誰もが知っていること。 この小説は1998年に書かれた。 日本ではバブル崩壊ののちに潰れるはずがないはずの大手証券会社や銀行が倒産し、長い経済停滞期に入った。いわゆる“失われた20年”の始まりだ。 この間にITは急速に発展して...

ファイアーウォールとは“防火壁” 今でこそ当たり前に誰もが知っていること。 この小説は1998年に書かれた。 日本ではバブル崩壊ののちに潰れるはずがないはずの大手証券会社や銀行が倒産し、長い経済停滞期に入った。いわゆる“失われた20年”の始まりだ。 この間にITは急速に発展して、生活のありとあらゆるところに絡み込んでいる。 反面、依然としてこの小説に描かれているリスクは取り除かれてはいない。 ヘニング・マンケルは、今回も刑事ヴァランダーを通じて、世界の向かう先への懸念を描く。 ただ、これまでの物語に比べると、登場する人々の魅力が薄くなっていて、ちょっと残念。 どう残念かは、ネタバレのため、書きません。 エピローグに描かれていた娘リンダとのやりとりが、次作へのモチベーションを保っている。

Posted by ブクログ

2021/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よい展開だったのに、ヴァランダーの常識外れの行動で醒めてしまった。捜査の重要人物を、知り合ったばかりの人に託すか? さらに年をとっていくとどうなっていくんだろう。

Posted by ブクログ

2021/05/02

ヴァランダーシリーズ 8作め。 この作品が、ヴァランダーシリーズ最後のつもりであったとの事。わかるなぁ!だって世の中が、ITの世界に凌駕され、右往左往する姿!そして世代交代は、紛れもない訳で、彼が、どんなに奮闘しても、一人では、抱えきれない事件が発生するのだから。 勿論、ヴァラン...

ヴァランダーシリーズ 8作め。 この作品が、ヴァランダーシリーズ最後のつもりであったとの事。わかるなぁ!だって世の中が、ITの世界に凌駕され、右往左往する姿!そして世代交代は、紛れもない訳で、彼が、どんなに奮闘しても、一人では、抱えきれない事件が発生するのだから。 勿論、ヴァランダーの、犯罪捜査の力量は、これからも絶対に必要だし、生きざまには、魅力ある訳で、素晴らしい作品は、もっと沢山世に出てほしい。

Posted by ブクログ

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