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数学受験術指南 一生を通じて役に立つ勉強法 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2012/09/21 |
| JAN | 9784122056893 |
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数学受験術指南
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数学受験術指南
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商品レビュー
3.6
16件のお客様レビュー
本屋をウロウロしていたら、京大の森毅先生が書かれた本書を偶然見つけました。1980年代ごろの大学入試の数学とどう向き合うのか、大学教員の立場から俯瞰したエッセイです。 第2章「入試採点の内幕」は興味深い内容でした。私が受験した1990年頃も「京大の入試は余白欄までちゃんと見て採...
本屋をウロウロしていたら、京大の森毅先生が書かれた本書を偶然見つけました。1980年代ごろの大学入試の数学とどう向き合うのか、大学教員の立場から俯瞰したエッセイです。 第2章「入試採点の内幕」は興味深い内容でした。私が受験した1990年頃も「京大の入試は余白欄までちゃんと見て採点している」という噂がありました。本書によると、受験生がどの程度まで問題の本質を理解しているか等を見極め、減点の点数を決めるために、余白や消しゴムで消した跡までもチェックしていたそう。また、同じ計算違いでも”計算違いの質(確率がマイナスとか、場合の数が少数とか)”によって減点が変わったのだそうです。 国立大学二次試験のボリュームたっぷりの記述式の数学の採点ってどうやって客観性を持たせていたのだろうと疑問だったのですが、本書によると数多くの担当教員で採点基準や、予想される解答を話合い、教員が想定しない解答が出てきたら、その都度採点基準を見直してetc…という非常に丁寧で、かつアナログな方法だったようです。 著者が「採点者によっては同じ解答でも1000点満点で、10点ぐらいの誤差は当然発生する」と明言し、「なにかのはずみで合格・不合格が逆転する可能性がある」と認めた上で「学力といったものがそれほど正確には評価できない以上、不確実さが存在するのは仕方ない。人生には不確実な事の方が多いのだから」と結ぶ辺りは、いかにも京大の教員だなぁ、という印象。 第3章 「技術としての受験数学」も面白かったです。記述式答案の作成については、「一つの問題についてクラス全員の答案をコピーして配り、答案採点演習が効果的」と。他人の不完全・意味不明な答案を見ることで、記述式答案で逆に何が必要か見えて来る、という採点者目線の意見には目から鱗が落ちる気がしました。 また問題を多くこなす事については「解いた問題量に頼るというのは”勤勉”という名の知的怠惰にすぎない」と一刀両断。その根拠は、入試では基本的に見たことのない問題と向き合わざるを得ず、多くの問題をこなして解法を”知っている”問題を増やしても無意味だから、とのこと。「正解が分かってから数学の力がつくわけではない。数学の力がつくのは、手掛かりを求めたり、行き詰って別の道を探したり、それが数学の力であり、受験本番の力である」という一節は非常に腑に落ちました。 本書の中で圧倒的に読んでいて面白かったのは、上記の2章、3章でした。書名には「受験術」とありますが、本書全体を通してそんな小手先のテクニックではなく、”分からない事にどう向き合うか”という人生訓めいた内容で、特に巻末のエッセイあたりは、多様性、ムダの効用、反戦など示唆に富んだ内容です。 余談ですが、もしも記述式答案の採点をAIが担当する様になったら、なんか嫌だなと思います。公平さは人間が採点するより担保されるかもしれないですが、「AIに好かれる答案の書き方」みたいな話が真面目に予備校や塾で出てきそうで、そうなるとAIに媚びているみたいだし、自分の入りたい大学の教員に採点を委ねるからこそ、前述のファジーな部分も受け入れられるという気がするのですが。
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2025年2月22日、YouTubeで「本を読むこととお金持ちになること」と検索して出たショート動画「保存必須!賢くなれる本3選」のコメ欄で、皆がおすすめしてた本。 コメ欄より:ファインマン物理学 →読みやすい 理科系の作文技術(木下是雄) →みんな知ってる名著中の名著 数学受...
2025年2月22日、YouTubeで「本を読むこととお金持ちになること」と検索して出たショート動画「保存必須!賢くなれる本3選」のコメ欄で、皆がおすすめしてた本。 コメ欄より:ファインマン物理学 →読みやすい 理科系の作文技術(木下是雄) →みんな知ってる名著中の名著 数学受験術指南(森毅) →森毅節作裂 大学数学科から大学院物理数学 結局、お勉強は娯楽。。 人はなぜエセ科学に騙されるのか(新潮文庫):カ ールセーガン 全国民必須?。何か知らないが無茶苦茶エセ科学 に厳しい。親の敵のような客赦なさ。 https://youtu.be/zW1jx6LS4ko?si=EpTXRbzGwUm9u9fN
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あっという間に読み終えた。受験技術を身につけるべきだという言葉には、説得力があった。特に答案は採点者との唯一のコミュニケーションツールだからこそ、ちゃんと書く技術を身につけるということと、採点者に思いを馳せることの大切さには納得。確かに。それは技術。テクニック。 また自分の癖を知...
あっという間に読み終えた。受験技術を身につけるべきだという言葉には、説得力があった。特に答案は採点者との唯一のコミュニケーションツールだからこそ、ちゃんと書く技術を身につけるということと、採点者に思いを馳せることの大切さには納得。確かに。それは技術。テクニック。 また自分の癖を知ること。計算間違いをするのは人間だが、どこで間違えたかにすぐ気づくようになるのもテクニック。自分を知るという、その捉え方は有益だった。あと解けない問題が出るのが受験問題。それも正論。ただドラゴン桜みたいな思わず前のめりになるアドバイスがなかったのは、残念か。
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