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三谷幸喜のありふれた生活(10) それでも地球は回ってる
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2012/09/20 |
JAN | 9784022509543 |
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三谷幸喜のありふれた生活(10)
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商品レビュー
3.4
29件のお客様レビュー
二〇一〇〜二〇一一年頃。舞台「ろくでなし啄木」「国民の映画」他。 「それでも地球は回ってる」というこの単行本のタイトルが沁みる。冒頭では、立て続けに訃報。東日本大震災。怪我をしたり。離婚したり。そして大竹しのぶを招いて結婚と離婚をテーマに特別対談を企画してしまうという大胆さ。...
二〇一〇〜二〇一一年頃。舞台「ろくでなし啄木」「国民の映画」他。 「それでも地球は回ってる」というこの単行本のタイトルが沁みる。冒頭では、立て続けに訃報。東日本大震災。怪我をしたり。離婚したり。そして大竹しのぶを招いて結婚と離婚をテーマに特別対談を企画してしまうという大胆さ。 台詞が決まらないという悩みが具体的に書かれていたのも興味深かった。稽古中にやっと決まった台詞もあれば、東京公演が終わってから決まり大阪公演で追加になった台詞もあるという。 映画に出てくる弁護士で誰がいちばん頼りになるか。という遊びでは、ポール・ニューマン(ルメット『評決』のフランク・ギャルビン)、グレゴリー・ペック(マリガン『アラバマ物語』のアティカス・フィンチ)、を差し置いて、丹波哲郎が第一位。大岡昇平原作『事件』の菊池弁護士とのこと。 ミステリー作家の戯曲にも言及。 ・クリスティ『殺人をもう一度』人物の出し入れが抜群に上手い。 ・ルブラン『戯曲アルセーヌ・ルパン』祝祭劇のように明るい。 ・ミルン『パーフェクト・アリバイ』倒叙もの、読みやすく面白く、ファンタジーっぽさやシニカルさも僕好み。
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挿絵も含め、毎日ちょっとずつ楽しんでいるわけですが、結局ある程度読んでしまってって感じです。創作されている日常が、10年間続いて、しかもどんどんと上り調子な印象ってのは、すごい事だなと思います。ありふれた生活ってタイトルもこうなって来るとすごい話です。私生活の大きな節目を迎えって...
挿絵も含め、毎日ちょっとずつ楽しんでいるわけですが、結局ある程度読んでしまってって感じです。創作されている日常が、10年間続いて、しかもどんどんと上り調子な印象ってのは、すごい事だなと思います。ありふれた生活ってタイトルもこうなって来るとすごい話です。私生活の大きな節目を迎えってのも少し遅れて読んでいるので、そう言えばって感じです。これくらい空いて読むと、それぞれの作品のタイミングとのズレが楽しいですね。
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20161107読了 2012年出版。2010年4月から2011年5月まで朝日新聞に連載されたエッセイのまとめ。巻末に大竹しのぶ、和田誠と、離婚にまつわる特別対談。●P108ゆで卵七分間の憂鬱 P117藤原竜也、深夜の叫び
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