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稲盛和夫 独占に挑む 日経ビジネス人文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2012/09/05 |
JAN | 9784532196486 |
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
現在、当たり前のように携帯電話を使っているが、約30年前までは夢物語のような話であったと思うと、現在までの通信業界の技術進歩の凄さを感じた。 今でも、通信料は高いと思うが、電電公社時代から考えれば、大幅に安くなっており、稲盛会長の競争により通信料を安くするという目的は実現できたの...
現在、当たり前のように携帯電話を使っているが、約30年前までは夢物語のような話であったと思うと、現在までの通信業界の技術進歩の凄さを感じた。 今でも、通信料は高いと思うが、電電公社時代から考えれば、大幅に安くなっており、稲盛会長の競争により通信料を安くするという目的は実現できたのではないかと思う。もちろん、さらなる競争を期待するが… 今後、電力自由化となるが、電力業界も同じような競争による成長を期待したい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
稲盛和夫の凄さというのをまじまじと感じさせられた本。ただ、稲盛和夫を美化しすぎなような気がした。例えば、最後に金融のデリバティブの危険性について金融危機より前に気づいてたという記述が急に入ってきたりして、違和感を感じる。 そういった部分を差し引いてみれば、KDDIがベンチャー企業から今の大企業へと至った経緯を感じることができる、とても貴重な本だと感じた。
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これは今のスマホにも繋がる日本の通信業界の物語である。auの前身の第二電電がいかにして、NTTの独占に挑戦してきたかである。 この物語で一番の印象に残っている人物は、電電公社(旧NTT)総裁の真藤さんの存在である。恐らく、この総裁がいなければ、日本の通信事業は大きく変化していた...
これは今のスマホにも繋がる日本の通信業界の物語である。auの前身の第二電電がいかにして、NTTの独占に挑戦してきたかである。 この物語で一番の印象に残っている人物は、電電公社(旧NTT)総裁の真藤さんの存在である。恐らく、この総裁がいなければ、日本の通信事業は大きく変化していただろう。電電公社の総裁でありながら、独占は悪との考えから、第二電電など民間通信事業会社に便宜を計ってくれる。当時電電公社からみれば、敵に塩を送る人物が総裁にいるというかなり矛盾した構図が読み取れる。しかし、国営➡民営するときは、こういった人物をトップに据えないと民営化が進まないのが事実であろう。今の日本郵便をみるとなおさらである。 稲盛和夫氏は信念の人であろう。約30年前から携帯電話の未来を予測ていたとは、、、、、 本書の途中であった、稲盛氏の人物評論である 「人間には3種類いると思っていてね。自ら燃える自然性の人間、火を近づけるとぼおっと燃え上がる可燃性の人間、火を近づけても燃えない石ころみたいな不燃性の人間。いくら燃やそうと思っても、燃えない奴はいらんわな。」 せめて可燃性のハートを持ち続けていきたいものです。
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