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私たちはなぜ働くのか マルクスと考える資本と労働の経済学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 旬報社 |
発売年月日 | 2012/09/03 |
JAN | 9784845112777 |
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私たちはなぜ働くのか
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
『資本論』をベースに労働や貨幣、所有について考察する。われわれが労働から逃れられない資本主義社会の仕組みを解体する。俯瞰ができることは勿論のこと、これからの変革についても知見が深まった。
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物々交換から貨幣交換になったことで、資本家と賃労働者という関係が成立した。資本家のやることは価値を最大限増大させること、その価値を生む労働力のコスパをいかにあげるかが彼らのキーである。IT化が進めば進むほど労働者は余暇ができるはずであるが、会社での仕事は増える一方。資本主義社会で物質主義が横行する限り変わらない。人間性がどんどん失われていくだけ。 労働時間を短縮し、賃労働の強制性を弱めるために教育や医療など社会福祉の充実、労働組合による経営権の関与を強化することで、労働者一人ひとりが意識を変えることで改善していく、とのこと。
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用語が多いが巻末に用語集がある。 「なぜ働くのか」は観念的・文化的理由で語られることが多いが、資本主義システム自体が理由になっているというのは興味深い。 資本主義システムによって賃金労働者が自ら働くように仕向けられているとわかった。 入門書的らしい。
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